目次
- 0-1. 人気の投資方法ランキング(2025年版)
- 0-2. 【解説】おすすめ投資方法
- 1. 1位:投資信託(つみたて投資枠・成長投資枠に対応)
- 1-1. 投資信託とは?
- 1-2. なぜ新NISAにおすすめなのか?
- 2. 2位:株式投資(成長投資枠におすすめ)
- 2-1. 株式投資とは?
- 2-2. なぜ新NISAにおすすめなのか?
- 3. 3位:ETF(上場投資信託)
- 3-1. ETFとは?
- 3-2. なぜ新NISAにおすすめなのか?
- 4. 4位:REIT(不動産投資信託)
- 4-1. REITとは?
- 4-2. なぜ新NISAにおすすめなのか?
- 5. 5位:債券投資(個人向け国債)
- 5-1. 債券投資とは?
- 5-2. なぜ新NISAにおすすめなのか?
- 5-3. 資産形成に「複利」はマスト!
- 5-4. ■ 複利とは?単利との違いを理解しよう
- 5-5. ■ なぜ複利は資産形成に不可欠なのか?
- 5-6. ■ 複利を最大限活かすためのポイント
- 5-7. まとめ
こんにちは。ノッコンです。
「新NISA(少額投資非課税制度)」を活用して資産形成を始めようと考えている方も多いと思います!
20代前半の頃から株式投資をしているのですが、新NISAは本当に有利です。
というのも、初めてNISAが世に出た頃より、条件がかなりよくなっているからです。
つい最近、2024年から制度が大幅に拡充され、非課税枠が年間360万円(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円)になったことで、旧NISAに比べ、より多くの資産を効率よく運用できるようになりました。
しかし、「どの投資方法が自分に合っているのかわからない」と悩む人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、新NISAを活用するのにおすすめの投資方法を人気ランキング形式でご紹介します。
まずはトップ10を表にしてみました。
あくまで一般的なランキングですので、1位が正解というわけではないのでご了承ください。
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人気の投資方法ランキング(2025年版)
ランク | 投資方法 | 特徴・メリット | リスク・デメリット |
---|---|---|---|
1位 | 投資信託 | プロが運用、分散投資ができる、NISA対応 | 手数料がかかる、元本保証なし |
2位 | 株式投資 | 配当金や値上がり益を狙える、自己判断で売買できる | 価格変動リスクが大きい、勉強が必要 |
3位 | ETF(上場投資信託) | 株式と投資信託の良いとこ取り、手数料が安い | 市場で売買するため、価格変動リスクがある |
4位 | 債券投資 | 安定した利回り、元本割れリスクが低い | 金利上昇時に価格が下がることがある |
5位 | REIT(不動産投資信託) | 不動産に分散投資できる、少額から始められる | 市場変動に影響を受ける、管理手数料がある |
6位 | FX(外国為替証拠金取引) | レバレッジで大きな利益を狙える | 高リスク、初心者には難易度が高い |
7位 | 仮想通貨投資 | 将来性が高い、24時間取引が可能 | 価格変動が激しい、過去ハッキングなど |
8位 | 金・貴金属投資 | インフレ対策、価値がゼロになることがない | 価格変動あり、配当などの収益がない |
9位 | 個人向け国債 | 元本保証があり、安定した利回り | 大きな利益を狙えない、長期間の運用が必要 |
10位 | ソーシャルレンディング | 少額から投資可能、比較的高利回り | 貸し倒れリスク、流動性が低い |
【解説】おすすめ投資方法
ここからは、1位から5位までについて解説していきます。
どれも取引には手数料がかかりますが、ネット証券であれば手数料を最小限に抑えることができます。
というよりネット証券でしか、投資による利益の最大化は難しいです。
その点は、別の記事で紹介させてもらいます。
1位:投資信託(つみたて投資枠・成長投資枠に対応)
投資信託とは?
投資信託とは、多くの投資家から集めた資金をプロが運用し、利益を分配する仕組みの金融商品です。
株式や債券、不動産などに分散投資されるため、初心者でもリスクを抑えて運用しやすい特徴があります。
なぜ新NISAにおすすめなのか?
✅ 少額から始められる:100円からでも積立可能
✅ 分散投資でリスクを軽減:1つの商品で多くの銘柄に投資できる
✅ 運用をプロに任せられる:初心者でも手間がかからない
特に「つみたてNISA(つみたて投資枠)」では、金融庁が厳選した低コスト・長期向けの優良ファンドのみが対象なので、安心して運用できます。
2位:株式投資(成長投資枠におすすめ)
株式投資とは?
株式投資は、企業の株を購入して、その成長に応じた値上がり益や配当金を得る投資方法です。
なぜ新NISAにおすすめなのか?
✅ 配当金や株主優待が魅力:長期保有で安定収益が見込める
✅ 成長企業に投資できる:将来的に大きく値上がりする可能性あり
✅ NISA口座なら非課税:通常の口座では20.315%かかる税金がゼロ
ただし、個別株はリスクが高いため、初心者は「高配当株」や「ETF(上場投資信託)」から始めるのがおすすめです。
3位:ETF(上場投資信託)
ETFとは?
ETFは、株式市場に上場している投資信託の一種で、個別株のように売買できる商品です。
なぜ新NISAにおすすめなのか?
✅ 手数料が安い:通常の投資信託よりコストが低い
✅ 分散投資が可能:TOPIXやS&P500など、広範囲の銘柄に投資できる
✅ 成長投資枠で使いやすい:値上がり益を狙いやすい
新NISAでは、「S&P500」「全世界株式(オール・カントリー)」などのインデックスETFが人気です。
4位:REIT(不動産投資信託)
REITとは?
REIT(リート)は、不動産に投資する投資信託で、オフィスビルや商業施設、住宅などからの賃貸収入を配当として受け取ることができます。
なぜ新NISAにおすすめなのか?
✅ 不動産投資を少額でできる
✅ 安定した配当が期待できる
✅ 分散投資に最適
不動産は長期的に価値が上がる傾向があり、株式とは異なるリスク分散効果があります。
5位:債券投資(個人向け国債)
債券投資とは?
債券とは、国や企業が資金調達のために発行する借用証書のようなものです。
国が発行する「個人向け国債」は特に安全性が高く、元本割れのリスクが低いのが特徴です。
なぜ新NISAにおすすめなのか?
✅ 元本割れリスクが少ない
✅ 安定した利回り
✅ 長期投資に向いている
ただし、株式に比べるとリターンは低めなので、リスクを抑えたい方向けです。
資産形成に「複利」はマスト!
ここまで投資の種類について述べてきましたが、資産形成を成功させるために最も重要な要素のひとつが 「複利」 です。
アルベルト・アインシュタインはかつて、
「複利は人類最大の発明である。」
と称え、その力を強調しました。
実際、複利の仕組みをうまく活用すれば、時間を味方につけて資産を大きく増やすことが可能になります。
上記のどの投資方法であっても、複利効果を与えなければ投資効果を最大限に発揮できません。
複利の仕組みとその驚異的な効果、そして資産形成にどう活かすべきなのでしょうか?
■ 複利とは?単利との違いを理解しよう
「複利」とは、元本だけでなく、その元本から生じた利益にもさらに利息がつく仕組みのことです。
一方、「単利」は元本に対してのみ利息がつくため、運用期間が長くなるほど複利との違いが大きくなります。
◇ 単利 vs. 複利(年利5%、100万円を20年間運用した場合)
運用方法 | 10年後 | 20年後 |
---|---|---|
単利(年5%) | 150万円 | 200万円 |
複利(年5%) | 162万円 | 265万円 |
同じ利率でも、長期的に見ると複利のほうが圧倒的に資産が増える ことがわかりますね。
※下記でもシミュレーションが可能なので実施してみてください。
複利計算機
結果がここに表示されます
■ なぜ複利は資産形成に不可欠なのか?
① 時間が最大の味方になる
複利の最大のメリットは、「時間が経つほど加速度的に資産が増える」点です。
そのため、早く始めることが重要 になります。
たとえば、30歳と40歳で投資を始めた場合、同じ金額を投資しても最終的な資産額に大きな差が生まれる ことが知られています。
② 投資元本が少なくても大きく育つ
少額投資でも長期運用することで、大きなリターンを得られるのが複利の魅力です。
例えば、新NISAの「つみたて投資枠」を活用し、月3万円を年利5%で30年間運用すると…
▶ 30年間の投資額:1,080万円
▶ 最終資産額:約2,500万円!(複利の力による成長)
元本の 2倍以上 に成長する計算です!
■ 複利を最大限活かすためのポイント
✅ 1. 「長期投資」を意識する
複利の効果は時間とともに大きくなるため、短期間で売買を繰り返すのではなく、できるだけ長く投資を続ける ことが重要です。
✅ 2. 「再投資」を徹底する
株式投資なら 配当金を再投資、投資信託なら 分配金を受け取らずに再投資 することで、資産の増加スピードを加速できます。
✅ 3. 「定期的に積み立てる」
時間を味方につけるためには、毎月コツコツと積み立てるのがベスト。
特に 「つみたてNISA」 を活用すれば、税金の負担を気にせず効率よく運用できます。
まとめ
新NISAを活用するなら、初心者には 投資信託・ETF が特におすすめです。
まずは少額から始めて、慣れてきたら 株式投資やREIT にも挑戦すると良いでしょう。
自分のリスク許容度や投資目的に合わせて、無理のない資産形成を進めていきましょう!