こんにちは。ノッコンです。
前回、アグラオネマピクタムの株分け方法を記事に書きました。
株分けしてから3ヶ月が経過したので、今回は「株分けのその後」について書いていこうと思います。
それぞれの株分け後
前回は3つに株分けしたのですが、それぞれ成長度合いが違いますので、個別に解説していきたいと思います。
親株のてっぺん
もともと葉が展開している部分です。
すでに綺麗な葉が展開していたので、ここが枯れてしまうと元も子もありません。
株分けの時は、短い根が1本だけ出ている程度でした。
大元が綺麗に成長してくれていると、株分けするのが勿体ない気がしますが、僕は思い切ってやる派です。
Before
この写真の状態から植え付けるには、そこそこ勇気がいるかもしれません(笑)
でも、問題ありませんのでご安心を。
水苔に植えていれば、節目から根っこが生えてきて、ちゃんと展開してくれます。
ひとつだけチョロ根を残しているのもポイントです。
水苔に挿していれば節目から発根しますが、「発根するまで」に時間を要します。
その間、空気中からしか水分を取れない状態になるため、せっかく展開している葉が枯れるリスクがあります。
なので、チョロ根でもいいのでしっかり残していきます。根を傷つけないよう慎重に!
after
枯れる、展開するを何度か繰り返していくうちに、しっかり根が生えてきたようです。
少し葉焼け気味になっているのは、水を与えるのを忘れていたから・・・。
本来であれば綺麗なトリカラーになっていたはずです。
てっぺんなので元々良い葉が展開するのは当たり前ですが、根が節目からしっかり出てきてくれているようですね。
親株の真ん中
てっぺんより厳しいかもしれません(笑)
根っこはありますが、節は一つしかなく、全長は1cmあるかないか。
大丈夫です。これでも芽吹いてくれます。
Before
根っこが育ち、節目がある茎であればしっかり横から出てきてくれます。
after
まだまだサイズは小さいですが、アンダマン特有の模様が出てきています。
もう少し大きくなると葉数も増え、色もしっかり出てきます。
このぐらいのサイズ感でも、可愛くて良いんですけどね(笑)
根元
根元は写真の通り、根がふさふさなので、株分け後もまったく問題なく新芽を出してくれるはずです。
根っこがしっかりしていると安心ですね!
これだけ根が張っていても、やはり注意すべきは節があるかどうか。
ねければ無理せず二等分でいいかもしれません。
before
after
植物は根が命!!
やっぱり根張りが良い株は、すくすくと育ってくれます。
少し葉色が濃すぎるかなと思いますが、今後の育成でしっかり調整していきます。
それにしても見事な緑です。
株分けは植物の楽しみを増やす手段
ここまで株分け後の様子を書いてきました。
「株を増やす」行為自体で僕自身が感じているのは、より一層植物を楽しむ事ができるという事です。
株分け直後はなかなか動きも見られず、退屈な期間が多少続きます。
ただ、ドリルが出てきてみるみるうちに葉数も増えてきますし、元々この株が1つだったのかと思うと、今後さらに増やしていく楽しみが生まれます。
また、ひとつだと枯れる心配もしないといけません。
その点、いくらか増やしておく事で、存続させることも出来ます。
初めてや、上手くいかない場合もあるかもしれませんが、まずはチャレンジする事も大切かと思います。
まとめ
今回はアグラオネマピクタム アンダマンの株分けその後。について書いてきました。
株分け出来るようになると、植物ライフをより一層楽しめるのではないかと思います。
是非チャレンジしてみて下さい。