困りごと

アガベの虫予防は天候に注意?散布する際の注意点




秋になり、過ごしやすい日が続いてますね。



人間が過ごしやすいということは、虫も活発に動き出します。



アガベを育てていると、悩まされるのが様々な害虫達。



今回は、僕が実際にやっている害虫予防を、紹介したいと思います。

アガベは食害被害に遭いやすい




アガベは、特に食害に遭いやすいような気がします。


  • アザミウマ
  • ハダニ
  • カイガラムシ
  • アブラムシetc...



数えればキリがないですが、天敵が多いのがアガベです。(ツライところ)



何の対策もせずに屋外管理をするのは、やめておいた方が無難でしょう。



薬害リスクも考慮しながら、虫の対策を行って下さい。


害虫をゼロにするのは難しい




害虫対策をするのに、これだけは前提として覚えておいて下さい。



害虫から100%アガベを守るのは難しいのです。



それは、住んでいる環境にもよりますし、対策の仕方にもよります。
完璧に対策をしていても、虫は必ずアガベに寄ってくるわけです。



その確率を色々駆使しながら、最小限まで抑えるしかないのです。
方法はいくつもありますが、簡単な方法を解説します。

害虫対策の本題

予防にはベンレート



ベアルート株の殺菌によく使用されるベンレートですが、月に1回ほどベンレート液を水やり代わりにあげています。



ベンレートも強力な薬剤なので、一応薬害防止のため、通常の何倍も希釈を行います。



効果があるのか確証はありませんが、僕の株はアザミウマにやられた事がありません。



使用する際は、用法容量を正しく守ること。
そして、子供やペットが届かないところへ保管することを必ず守って下さい。

殺虫にはベニカ



園芸人にとっては、お馴染みのベニカファインスプレー。



にっくきアザミウマを殺虫するにはベニカですよねぇってなるのですが、気をつけないと薬害が出やすいです。



強力な効果には背反が付き物。べニカは効果が得られやすいが故に、葉にダメージを残す可能性が高いです。



ただし、やり方を守れば薬害も出ず、殺虫効果も得られるので、アガベ育成にはマストアイテムです。

アザミウマにも効く強力べニカ(薬害出やすい)
僕のオススメ:優しめのベジフルベニカ(薬害ほぼ出ない)

天候に要注意。



べニカを散布する際は、快晴の日は避けるようにして下さい。



散布は出来る限り曇りの日、または日陰に終日置ける環境で行いましょう。



日照りが強い時には葉が薬剤焼けを起こす可能性があります。
※公式サイトでは晴れの日を推奨していますが、アガベは少し弱いのかも。



また、雨の日も薬剤が流れきってしまうので、天候を確認してから散布することをお勧めします。


これも予防にマスト。根から効くオルトラン



オルトランは用土に少し混ぜるだけで、結構効果を発揮してくれるアイテムです。



僕は小株〜中株くらいの用土の容量が増えてきた株に使用しています。



実際、子株には虫が付いたりしますが、中株には虫が付きにくいなぁって感じてます。


薬剤が多すぎて困ってる人たちへ




薬剤は選択肢が多いので、選ぶ方も大変ですよね。



僕も初めのうちは色々試してみましたが、今となっては紹介したアイテムがあれば問題ないって思ってます。



余談ですが、今年はアブラムシしか見ていません。たぶん・・・。



あくまで薬剤です。植物にも刺激が大きいので、初めは少量から始めるなど、テスト的に散布することをお勧めします。



秋は育成の良い季節です。予防をしっかりして、アガベライフを楽しみましょう。

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37歳|メーカー勤務のサラリーマン

趣味:アパレル・ビザールプランツetc...
好きなものを掛け合わせた事業を計画奮闘中。
アガベの育て方や、仕事が憂鬱な人に、副業が大きな心の支えになる事を知ってもらいたくて、ブログを書いています。

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