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アガベレッドキャットウィーズル 成長記⑤ 〜中間まとめ〜 子株を育てて分かったこと


前回からかなり経過してしまったが、赤猫成長記の第5弾。


育成開始から半年が経過したので、一旦中間報告をさせていただく。

子株を大きく育てるために


本当は室温や用土の配合などを記録していく方がいいが、赤猫だけでなく色んなアガベを育成しているので割愛させてもらう。


詳細は前回までの成長記を参照してほしい。

▶︎ 赤猫成長記


昨年の11月に我が家に迎え入れた赤猫。


最初は知識もないまま育てていたので、全く成長しなかった。


アガベは比較的強い植物なのだが、成長は遅い。


そうであるならば、成長を促進させる事がまずは重要。何年かけてもいい方はこの記事を飛ばしていただいて結構だ。

成長をさせるポイント その1『腰水管理』


いかに腰水管理が有効であるかは他の記事で紹介させてもらった通り。

▶︎ アガベの子株育成に欠かせないのは腰水


発根管理から育成まで、幅広く活用できるため腰水管理はオススメ。


また、子株を育て始めた頃とは比べものにならないほど、株が大きく成長した。

始めたばかりの頃
腰水管理後の赤猫

写真を見たら一目瞭然。葉色も大きさも格段に良くなっている。


中株以上は徒長するとだらしないが、子株であれば腰水で大きく成長させることで育成のモチベーションにも繋がる。


子株は腰水でどんどん成長させよう。

成長をさせるポイント その2『根を張り巡らせる』


アガベは特に根と一体で成長をしていく植物である事がわかった。


間違いがあれば教えていただけたら幸いだが、ここ半年で株の成長もだが根の成長が著しい。


それと同時に葉が成長している様子が見受けられるため、発根させるだけではなく”太く強い根”が出てきさえすれば急速に子株は成長するだろう。


早く根を張り巡らせるために、子株は”用土に肥料を入れない”方が良い。


根は栄養を探して伸びていくのだが、肥料を入れると根の成長が鈍化する。ある程度根が張ってきたら肥料入りの用土で育成することもアリだが、子株のうちは栄養を与えずに根の成長を促す。一見矛盾しているように感じるがタイミングによって肥料の要否が異なる事を覚えておこう。

成長をさせるポイント その3『風をしっかりと当てる』


アガベを育成する上で、風の重要性は何度も記事で紹介した。


必要性としては下記のとおり。

  • カビの防止
  • 根腐れの防止
  • 発根の促進


室内でも当然、通気性は確保する必要があり、その際はサーキュレーターをオススメする。


手軽に使えてどこにでも設置可能。そして電気代も抑えられる『Keynice』のサーキュレーターは多くのアガベLOVERが愛用している。

成長をさせるポイント その4『日光は弱めで育てる』


屋外での管理であれば直射日光は避け、陰に置いておくのが良い。


室内ではLEDの照射を直接ではなく、漏れた光で十分。


光が強すぎると赤みを帯びてしまい、成長の妨げとなってしまう。


強めの光で育てるのは”根が張った状態で、葉が大きくなってから”


我が家の赤猫も、アマテラスLEDの反射板を付けずに照射している。


そうすれば通常の5分の1の光量となり、体感でも赤猫はしっかりと成長している。中株くらいのサイズになれば反射板を付けて育成を行えばいいし、電気代も安いので、とにかくオススメの植物育成LEDだ。

赤猫の現在は?


腰水管理に至るまでは成長どころか子株がすっかり弱ってしまっていたが、今ではしっかり成長をしているし、健康的な色になってきた。


まだサイズが小さいとはいえ、上述の成長させるポイントを守る事で葉も展開し、成長点に動きがでている事がわかる。


特に春〜秋にかけては成長期真っ只中なので、子株の育成を始めるなら今がベストなタイミングといえる。

※注

成長期でも夏の高温、梅雨の湿度には十分注意を払おう。

可能であれば屋内管理でLED、サーキュレーターを使用する事をオススメする。

まとめ


この半年を振り返ると11月〜12月までは一切成長が見られなかったが、冬の1月頃から成長がわかるようになってきた。


子株は腰水で管理し、大きく育てるところから初めることで、アガベ育成に最も重要なモチベーションの向上にも繋がる。


今回は赤猫育成の中間報告だったが、子株を成長させるためのポイントを書かせてもらった。


当記事が子株を育成する際の参考になれば幸いだ。

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37歳|メーカー勤務のサラリーマン

趣味:アパレル・ビザールプランツetc...
好きなものを掛け合わせた事業を計画奮闘中。
アガベの育て方や、仕事が憂鬱な人に、副業が大きな心の支えになる事を知ってもらいたくて、ブログを書いています。

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