検証

アガベシーザー 子株育成記①

アガベチタノタの中でも人気のシーザーの子株を購入したので、成長記を綴りたい。

今回購入した株は特に人気が高いボール型に締まっていくであろう良株だ。

あまり締めすぎるのも心苦しいので、そこそこにしながらもかっこいい形状を目指す。

今後、レッドキャットウィーズルの成長記とともに更新していくので、育て方の参考にして頂けたら幸いだ。

アガベレッドキャットウィーズルの成長記はこちら↓↓


https://fotovida.jp/category/akaneko-record/

チタノタの種類のひとつ シーザー


元々はFelipe Otero(フィリペ オテロ)という人が採集した種子である【FO 76】から選抜されていったものが、人気の種である事が多い。



シーザーや白鯨などもこれに分類される。最近では"南アフリカダイヤモンド""鬼爪"といったような超高級アガベも存在する。



そして、それらもFO 76から選抜を繰り返した後、誕生した品種である。

シーザーの特徴

シーザー子株


シーザーの特徴といえば何と言ってもうねりが強いトップスピンだろう。



台湾では"凱撤"と呼ばれているが、"Caesar"で伝わる事が多い。

シーザーの価格情勢


2022.1.16時点では、子株サイズは¥15,000が最低購入ライン。(メルカリ、ラクマ、ヤフオク)中株では最低5万ほどであると思われる。

今後、台湾株が輸入され国内で一定の需要が満たされると価格は落ち着くと予想されるが、まだまだ人気の品種が多く需要が落ちないものもあるだろう。



特に、南アフリカダイヤモンドやピンキーに代表される超高額品については、今後ますます価格が高騰すると思われる。



だからと言って、すぐに購入するのではなく、育成環境は最低限整えた上で購入、育成するのが無難だ。

アガベチタノタシーザーの育成検証における条件

植物LED


自宅マンションの限られたスペースを使用し育成。



耐寒性は弱く5℃を下回ると枯れる可能性があるため室内管理。もちろんそうすると日光不足となり、徒長する恐れがあるため、自宅では必ず植物育成用のLEDを使用することを推奨する。

我が家では"ツクヨミLED"を採用し、室内へ取り込んだ植物の日光不足を補っている。


照射時間は朝8時〜夜12時まで。約16時間だが、これについては様子を見ながら照射時間の短縮を考えている。

ツクヨミLEDを約60cmの距離から照射

用土の割合


用土は他のアガベ同様に下記の割合で配合。

  • 鉢底(鹿沼土)
  • 赤玉土  6
  • 鹿沼土  1
  • 多肉用土 3(Amazonで購入)

成長期が始まる春先の鉢上げで、エクサゴノへ切替予定。



少々高めの価格設定だが、多肉植物やコーデックスを育てる上で用土は重要要素のひとつ。


これは多肉植物やコーデックスを育てる全員に言える事だが、株の育成をちゃんと考えるのであれば、使うところにはしっかりお金をかけるべき。確かに植物は意外とお金がかかってしまうが、安いものほど壊れやすいし、育成が上手くいかない事が多い。毎回言っている事だが、安物買いの銭失いにならぬよう、しっかり育成環境に投資しよう。



また、子株からの育成であれば用土はほんの少しで事足りる。



5リットル程度の量でも複数鉢をカバーできるため、参考にしていただきたい。

エクサゴノ公式HP↓↓

https://8xagono.thebase.in/

過去記事はコチラ↓↓

https://fotovida.jp/viiixagono1/

冬の水やり頻度

アガベの成長期は春から秋頃まで。12月〜2月半ばまでは休眠期に入る。



もちろん温室内で育成している場合は、水やりも行う必要があるが、通常の室内であれば水やりは控えるようにする。



2022年1月現在、水やりは一切行っていない。この時、無理に水やりを行うと根腐れを起こすリスクが非常に高い。


また、冬場であれば水温によって鉢内の温度を極端に下げてしまう恐れもある。



世話をしたい気持ちは堪えて、暖かい張るが来るのを待つのがベスト。



当サイトでも水やりの再開については、記事でアナウンスさせていただく。

風の当て方


我が家では室内に取り込んだ植物の横に台を設置し、サーキュレーターを24時間稼働させている。



室内と屋外で大きく育成環境が異なるのが下記の2点。

  • 日光が当たっている時間が窓辺以外では皆無
  • 室内では風が一切吹かない

上述したが、日光不足は植物LED。

風は扇風機やサーキュレーターを使用している。

元々環境が違う国から来た植物であるため、育成環境は人工的に作り出すしかない。

現状のサイズ確認


葉幅で現在約4cm



上記の育成環境のもと、シーザーがどのような変化を見せるか考察していきたいと思う。

まとめ アガベ育成で大切な事


ベアルートの販売を行っている方の話を聞く機会も増えてきた。



アガベやコーデックスはビジネスとしての可能性を秘めている。



しかしながら根本は皆アガベが好きだということ。



僕自身、販売株のつもりで購入したところで、結局コレクションにしてしまう事が多い。



シーザーにしても、今後どのような成長を見せるか楽しみだし、当サイトでアップデートしていこうと思う。

是非、アガベの育て方を参考にしてほしい。

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37歳|メーカー勤務のサラリーマン

趣味:アパレル・ビザールプランツetc...
好きなものを掛け合わせた事業を計画奮闘中。
アガベの育て方や、仕事が憂鬱な人に、副業が大きな心の支えになる事を知ってもらいたくて、ブログを書いています。

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