アガベ育成

【正解はない?】アガベの水やり頻度や照射時間。本当は〇〇で決まる話。


アガベを育てていると、InstagramやTwitterで素晴らしい株を持っている方を見かけます。



育成方法を聞いたり試したりしながら、僕自身も日頃から格好良く育てられる方法を模索しているのですが、ここ最近は育成方法に正解はない事に気が付きました。



で、僕のブログを参考にしていますって方からすれば勘弁してくれよって話かもしれませんが、大まかには正解と思っています(笑)



というのも、アガベとりわけチタノタは、品種も多く、どう育てたいかによって正解が異なると思います。



締まった株がよいのか、徒長せずに低重心ならよいのか。これは好みによる差が大きいと思います。



ぶつぶつや、大きな鋸歯が好きな人も多いはずです。



それに加え、同じ品種でも個体差があるので、結局のところ個体に合わせて育成するのが一番というわけです。



今回は、冬に僕がやっている個体による育成管理について解説していきたいと思います。



広義では正解。ただし、個体に合わせてアレンジが必要。そんな内容となります。

植物ライトの照射距離

本来であれば、ひと株ずつ育成方法を調整したいのですが、株数は多くなる一方なので(笑)


大きく2つに分けています。

ライトの光に強い株

照射距離を近づけても、全体の色味が綺麗なグリーンを維持しているならこの分類です。

品種ごとに強い弱いはある程度判断できますが、これも個体を見極める必要あり。

ライトの光に弱い株

ストレスからーのアントシアニンが出たり、グリーンが薄くなっていく株です。

照射距離は個体差で変える

強い株はライトの照射距離を近づけたり、ある程度強い光を出すライトでも問題ありません。

照射時間は長めに

推奨時間は8時間程度だったと思いますが、正直12時間は欲しいところです。

おすすめ育成ライト

マーズハイドロ・スパイダーファーマーあたりがおすすめです。僕が使用しているのは温室にフィットするスパイダーファーマーです。
※電球タイプのおすすめは下段にあるアマテラス・ツクヨミです。


子株や、養生中の株など、弱い子達は優しい光のものが望ましいです。
色々試しましたが、アマテラス、ツクヨミの反射板を外したものが赤みが取れやすいと感じました。


水やりの回数とタイミング

これぞ正解はないってやつです(笑)

水やりって人によって回数も様々ですし、株の個体差、用土、鉢の大きさなんかによっても大きく変わると思っています。

間違いなく言えることは、「アガベは水やりすべき」ってことです。


毎日水やりする必要はないと思いますが、結果として徒長や根腐れをしなければよいのです。

水がないと成長は鈍化しますし、何年も子株から成長しないのでは、育成の楽しさをなかなか見出せないんじゃないかと思います。

なので、頻度はまちまちでも、水を切り続けるのは得策ではないでしょう。


もちろん、冬に休眠させた株に水や肥料を与えるのは絶対NGです。

成長期や、温室環境がある人はガンガン水や液肥を与えて成長を促しましょう。


その際、「HB-101や、リキダスで株に活力を与える→ハイポネックスで肥料を与える」このサイクルが間違いないです。

風が必要なのはどんな株か

このブログでも散々風の重要性について書いてきました。

簡単に言うと、用土が乾きやすい環境であればOKです。


水やりをガンガンと言っている割には乾きやすい方がいいの?って思うかもしれません。

でも考えてみて下さい。高温多湿の環境は、カビや蒸れの温床です。


まして温室なんかは要注意!!必ず通気性は確保しましょう。


で、やっぱりここでも個体で風の当て方が変わります。

もちろん、水やり直後は必ず風を当てて下さい。


ちなみに、水やり直後は問答無用で送風。それ以外にも、それぞれの個体によって風の当て方があるので、簡単に書いておきます。

中株〜大株

しっかりめに送風して下さい。

実は植物にとって風は大敵だそうです。


強風が吹き荒れるところで植物は育たず、なるべく風を受けないように低く育ちます。

この植物の特性を活かす事。それで風が大切と言われているのです。

子株〜小株

まずは大きくすることが先決なので、なるべく弱めの風を当てます。

ただし、ストレスに弱い個体なんかも結構あるので、光と同様に、株の様子を見ながら当てることをおすすめします。

発根管理中

僕がやっているのは、「発根管理中は四方から風を当てる」です。

正解かわかりませんが、ある程度発根率は高いので悪くはないと思います(笑)


過去に植物は、風を受けて負けないために、根を張ると書いていたのを見ました。

あながち間違いではないでしょうし、発根管理中は腰水や水苔など、湿度が高い環境に置くことが多いと思います。


その点からも、通気性を保つことは大切だと感じています。

ただし、発根管理には温度も重要です。

風を当てることで急激に株周りの温度が下がる季節には、風量を調整してください。


まとめ:結論育成は「個体差」「環境」による

結局のところ、アガベの育て方には正解はありません。

日々観察し、検証することで色々な発見がありますし、まずは個体によって育成手段を変えてみる。

また、育てている環境に合わせて水をあげたり、追肥したりする。



僕が育てている株は、基本チタノタが多いですが、それぞれに個性があるため、可能な限り個別で管理をしています。

赤くなるやつ、成長しないやつ、すぐ伸びるやつ、様々です。

一番大切なのは、特徴を把握し、それぞれに合った育成を行うことです。



ぜひ、参考にしてみて下さい。

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37歳|メーカー勤務のサラリーマン

趣味:アパレル・ビザールプランツetc...
好きなものを掛け合わせた事業を計画奮闘中。
アガベの育て方や、仕事が憂鬱な人に、副業が大きな心の支えになる事を知ってもらいたくて、ブログを書いています。

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