アガベ育成

【初心者必見】アガベを徒長させない方法


植物を育てるのは実は簡単。ある程度の頻度で水やりをしておけば、枯れずに成長してくれます。



でも南米原産のアガベに、水だけ与えるのは非常に危険です。



今回は俗にいう”徒長”について解説していきたいと思います。


徒長って?



徒長は、日光不足や水の与えすぎでどの植物にでも起こり得る現象です。



植物は光合成をすることで成長をしていきますが、光がないと光合成をしてくれません。
それどころか、光を求めて縦に伸びていってしまいます。



よく徒長するって耳にしますが、簡単に言うと植物がだらしなく間延びする状態のことです。



「上に伸びるならいいやん」って思う人もいるかもですが、SNSで見かけるかっこいいアガベは低重心で引き締まったものではないでしょうか?



せっかく育成していても、鑑賞性が悪くなると元も子もないわけです。
ということは、徒長をさせずに育成をすることが、アガベを育てるって事になるのです。

要注意!締まる株と締まらない株がある模様




自身で育成している中で、最近品種によって締めやすいものと、締まりにくい(締める必要がない)ものがある事に気が付きました。



インスタグラムなんか見ていると、引き締まったボール状のアガベを見かけます。
めっちゃかっこよくて真似したいと思うのですが、全ての品種がそうなるわけではないような気がします。



締まりやすいものは普及種に多く、希少種は締まりにくい。

締まりやすい

  • 白鯨
  • 姫厳竜

締まりにくい

  • 清櫻
  • 南アフリカダイヤモンド


ざっくりですが感覚的には、いずれかに分類されるように思います。



ただ、共通して言えることは鑑賞性を高めるには低重心がマスト。やはり徒長はアガベの大敵だということです。



また、品種に合わせて育成方針を決めるってことは意外と重要なのかもしれません。


徒長させないためには?



当ブログでも何度も解説していますが、アガベには育成の三大要素があります。
細かく挙げればもっとあるのですが、基本的には以下の3つを守る事で徒長を防げると思います。

1.日光をとにかく浴びせる


屋外の日当たりが良い場所で育成出来るのであれば、太陽光が一番良いでしょう。



ただし都心部など、それなりの日照時間を確保するのはハードルが高いと思います。



僕の自宅も、それなりに日当たりがいいのですが、マンションということもあって、ベランダでの照射時間は限られています。
というのもマンションは、日当たりを満遍なく振り分けられているので、常時日が当たる設計にはなっていません。



そこで、僕は基本的には”植物ライトだけ”で管理しています。
梅雨や夏の高温、冬の寒さなど気にせずに屋内管理です。



賛否あるでしょうが、植物ライトでの管理はめっちゃ楽です(笑)
SwitchBotのスマートプラグを組み合わせることで、タイマー管理ができるし、Alexaに頼んでオンオフも楽々です。



上から浴びせる事で、光でアガベを抑えるってイメージです。
もちろん抑えても葉は展開しますので、低重心ながら成長させる事が出来ます。



おすすめはダントツでアマテス、もしくはツクヨミです。
反射板の取り外しが可能で、光量を調整可能な優れものです。




これは本当に大事で、さっき書いた品種によって育成方法を調整するとき、めっちゃ役立ちます。
子株のうちに光量はそこまで要らないから、反射板を外すなんてことも可能です。


2.可能な限り風通しよく




これも屋外管理であれば、そこまで気にすることはありません。
ところが屋内となると話は別で、風通しを人工的に良くする必要があります。



扇風機なんかでもいいのですが、おすすめはサーキュレーターです。
場所を取らずに、手軽に風の向きを変える事が出来ます。



できれば色んな方向から、サーキュレーターを回してあげることで、株全体に風が行き渡ります。
詳しい理屈はわかりませんが、風の強いところで植物は身を守るため風を受けにくい容貌になっていくみたいです。



低重心のシャコタンアガベにするためには、風を当てるのは重要ですね。

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もちろんKEYNICEのサーキュレーターも、ずっと愛用中。


3.意外や意外!水やりも必須。




水のやりすぎは徒長の元ですが、用土を乾かす速度を上げてあげれば、回数を増やしても問題ありません。



「徒長させない」だけを目的とするならば、水をあげなければいいのですが、健康に育成するためにはどうしても必要です。



鑑賞性の高さは「葉数が多い」「低重心」この2つに尽きると思います。



風に光、水はアガベ育成にどうしても外せない重大要素なんです。



まとめ



徒長徒長と言いましたが、ライトの当てすぎは葉焼けの原因にもなるし、水のやりすぎは徒長の原因になります。



今回挙げた3つの重大要素のバランスを保ちながら育成する。



微調整を繰り返しながら、品種や個体に合わせた育成を行う事がめっちゃ大事です。



自分の好みに合わせて、育成方法を考えてみるとより楽しいアガベライフを送れると思います。



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37歳|メーカー勤務のサラリーマン

趣味:アパレル・ビザールプランツetc...
好きなものを掛け合わせた事業を計画奮闘中。
アガベの育て方や、仕事が憂鬱な人に、副業が大きな心の支えになる事を知ってもらいたくて、ブログを書いています。

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