アガベ育成

アガベ育成 基本的には屋外管理。もしくはこのLEDを使うべき。


アガベに限らず植物をかっこよく育てるには、いくつか条件を整える必要がある。


よく取り上げるアガベは南米原産の植物のため、強い日光と風が必要。締まりの良い形状を作るためには水やりも少し控えながら育成するのがベスト。


日本でも地域によって気候が異なるが、アガベをかっこよくしたいのであれば、南米に環境を近づけてあげるのが理想だ。


そこで、どのようにしていけばかっこいい株に出来るのか、まずは最も大切な光について考えた。

冬以外は日差しを浴びながら屋外で育成


屋外での管理は原則、春から秋までとする。


本来耐寒性も強いアガベだが、冷害を被る時があるようだ。特に日本の冬は本当に寒いため、屋外で管理するのであれば以下の事に気をつける必要がある。

  • 積雪
  • 水やり(断水)


インスタで冬の寒い時期にpostされているのが霜によってブヨブヨになってしまったアガベや、根腐れを起こしてしまっているアガベだ。


特に昼間が暖かいからといって水やりを行うのは絶対に NG。


アガベの用土は、なるべく乾燥させておくのが好ましいが、どれだけ気温が高く風が強くても1日で完全に乾燥しきる事はあまりないだろう。


用土が濡れたまま、夜間の寒い気温で鉢内の温度が大きく下がってしまう事が懸念されるため、冬に水やりを行うのであれば、必ず室内に取り込んでおくことをお勧めする。


他の2点も同様で、寒波がくると天気予報で事前に分かっていれば、室内で一時保管。また少し気温が高くなった時に屋外へ出す事をお勧めする。

室内で管理する場合はLEDがマストな理由


多くのアガベスト達は室内での管理に植物育成用のLEDを採用している。


アガベに限らないが、植物は太陽の光を浴びる為に上へと成長していく。


いわゆる徒長と呼ばれるものだが、アガベは特に徒長してしまうとだらしなくなり、鑑賞性が非常に悪くなる。


その為、日光を浴びさせる必要があるのだが、寒さによる害を受けない為に室内管理ではLEDが必要なのだ。


逆に真夏の強すぎる日差しもアガベにとっては大きなストレスとなり、葉焼けを起こしてしまうリスクがあるため、LEDでの管理が好ましい。

アガベ育成のオススメLED


アガベやコーデックスをかっこよく育成するために必要な太陽光。


実際に僕が使用して、オススメ出来るLEDを紹介する。

アマテラスLED 20W

最も利用されている植物育成用LEDのアマテラス。


実際我が家でも利用しているが、アマテラスを使用してない頃と比較すると、植物の成長度合いが大きく変わった。


最も太陽光に近いと謳うだけあって、アガベの育成には我が家では欠かせないアイテムとなっている。


電気代も月200円ほどかかるようだが、アガベ自体が高価なものだ。


大切なアガベを徒長させない為にも、アマテラスのように良いLEDをオススメする。

ツクヨミLED 20W

アマテラスと同じ会社から発売されているツクヨミ。


よく言われるのが、アマテラスよりツクヨミの方が植物向けだということ。


自宅でアマテラスLED、ツクヨミLEDの2灯使いをしているのだが、感覚的には暖かい光を発しているように思う。


ただ、アマテラスもツクヨミも殆ど機能に差はないため、暖色がよければツクヨミ、寒色が好みであればアマテラスといったように使い分けをしても良いと思う。

左:ツクヨミ20W 右:アマテラス20W

アマテラスLED 10W

20Wはそれぞれ1万円代中盤ほどで販売されているため、なかなか手を出せない方向け。

ツクヨミの方には展開されていないが、アマテラスには10Wタイプのものが用意されている。


我が家では複数のアガベを管理しているので、20Wタイプが必要だったが、ひとつのアガベだけであれば10Wのアマテラスを使用しても問題ない。


購入時の価格、電気代を考慮するのであれば10Wがオススメだ。

LEDはあれど、出来る限り屋外で日光に当てよう


かっこよくアガベを育てるにあたってLEDはマストだと上述した。


だが、やはり太陽光に勝るライトはこの世に存在しない。


真冬はLEDだけで管理すれば問題ないだろう。しかし、暖かい季節になればアガベは太陽の下に晒す事を必ず行おう。


屋外であれば自然の風を当てる事が出来るし、何より鉢内の温度が上がりやすい。


LEDで徒長を防げても、日光による鉢内温度上昇はやはりLEDだけでは難しい部分だ。


お日様が照っている時は、日光浴をさせることもアガベをかっこよく育成するための方法だ。

気温と相談しながら、出来る限り日光浴させる

まとめ


いくら良血統の植物を入手したからといって、育成でつまずいてはかっこいい植物は育たない。


LEDや日光について簡単に書きまとめたが、それ以上にやるべき事は沢山ある。


それがアガベやコーデックス を始めとする植物育成の醍醐味である事は言うまでもないが、やはり投資金額を考えるとなかなか一歩を踏み出しづらいだろう。


そんな時はSNS上にたくさんいる”植友”達に相談してみるのもひとつだろう。


さすが植物を愛でているだけあって、いい人ばかりで驚く事が多い。


かっこよくアガベを育てる為に参考にしていただければ幸いだ。


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37歳|メーカー勤務のサラリーマン

趣味:アパレル・ビザールプランツetc...
好きなものを掛け合わせた事業を計画奮闘中。
アガベの育て方や、仕事が憂鬱な人に、副業が大きな心の支えになる事を知ってもらいたくて、ブログを書いています。

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