アクアリウムと熱帯植物

ブセファランドラが美しい水槽を創る

アクアリウムの醍醐味でもある水草。

その中でもコレクション性が高く(もはや中毒)大勢のアクアリストから人気を集めるブセファランドラ。

今回初めて水槽に投入したので、育成記として残したい。

僕自身、アクアリウム歴はまだ浅く、2021年7月に始めたばかりだ。

まだ知識も浅いので、多少誤記もあるだろうが参考にして頂きたい。

ブセファランドラとは

まずは、ブセファランドラについて簡単にワードで説明する。

  • 東南アジア
  • ボルネオ島(固有種)
  • 適温20〜30℃
  • 陰性植物
  • 成長速度遅い
  • 水中、水上どちらでも可
  • 活着系植物(流木、溶岩石など)
  • CO2添加不要 ←あるに越したことは無い。

以上、ブセの説明だ。

詳しい説明は他サイトに任せて、活着のチャレンジを行う。

【参考】水草育成環境のスペック

ブセの投入前に、我が家のメイン水槽の環境を紹介しておく。

当サイトでは幾度も書いているが、僕は家庭持ちの一般的なサラリーマンである。

つまり、予算にも限りがあるし、家庭にもお金を使う必要がある。

一部のお金持ちがとんでもない水槽を管理しているが、そうではなく世間の多くの方の参考になれば幸いと当サイトを立ち上げた。

誰もが出来るスペックの環境で育成していく事に意義がある。

前置きが長くなったが、ひとつずつ紹介していこう。

水槽【ADAキューブガーデン45】

我が家のメイン水槽はADAのキューブガーデンだ。

観賞が目的のアクアリウムにおいて、水槽の選択は間違えてはいけない。

ガラスの透明度や細部に至るまで、ADAは洗練されている。

ハイスペックな水槽のため、それなりに値は張るが水草育成は時間を要する趣味だ。

長く楽しむ為には、水質もさることながらモチベーションを維持しなければならない。

誰かの受け売りではあるが、ここは抑えるべきポイント。

キューブガーデンは長くアクアリウムを楽しむ為に必須のアイテムだと思う。

立ち上げ当初のキューブガーデン

LED【Chihiros LED WRGB2 SLIM 45】

観賞時の水槽の見え方にも勿論、水草育成で最も大切なのは照明だ。

植物育成LEDに凝り出すうちに、他の植物にまで手を出すようになった。

それほどに植物育成に大切な要素であるし、インテリアとしてもLEDは効果を見せてくれる。

僕が購入したChihiros LED WRGB2 SLIM 45は、1万円台で購入出来るスペックを超えている。

購入から現在に至るまで、水草の育成に熱帯魚の観賞にと、大きく貢献してくれている。

照明自体のデザインもシンプルなので、観賞の妨げになりにくいのでオススメ。

代理店からの入手や最近ではアクアショップで見かける事もある
パッケージまでかっこいい

フィルター【エーハイム2213】

ベタではあるが、水質を安定させるには外部式フィルターのパイオニアであるエーハイムが一番だ。

中のタンクを外し、ろ材を多く入れられるように一部改造をしている。

その点、45cm水槽であれば”エーハイム500”でも問題なかったように思う。

ろ材はエーハイムメックが8割ほどで、空いた隙間にサブストラットを少々。

目詰まりしにくいように、タンクいっぱいにはしていない。

憧れのブセを投入

前置きが長くなってしまったが、そろそろ本題のブセファランドラを投入しよう。

初めて投入するブセは”ブセファランドラティアグリーン”という名前のものだ。

一般的な水草よりはやや価格も高いが、ブセの中ではリーズナブルな¥2,000台。

深い緑と葉形のブセっぽさが購入した理由。

アクアショップで有名なアクアテイラーズで購入する事が出来た。

購入したものはアクアフルールという水草メーカーのもので、無農薬で物自体も大変に良かった。

ポットを取り外すと、組織培養で使用する?スポンジが出てくる。

スポンジの中を根が張り巡らしているので、取り外しが意外と厄介。

溶けるスポンジなので、水に浸しながらスポンジを外す事をお勧めする。

間違っても冬の寒い時期の水道水をいきなりかけないよう注意し、

可能であれば飼育水、最低でも常温水でゆっくり外していこう。

確実に活着させたいのであれば、水草用接着剤がお勧め

ミクロソリウムやアヌビアスなどと違い、ブセが活着するにはそれなりに時間がかかるとの事。

僕もモスコットンをウィローモスで多用しているが、1ヶ月ほど経つとモスコットンは溶けてしまう。

他にもビニタイを使用する手段もあるが、見栄えが良くない。

数ヶ月ビニタイが見えている状態は僕が我慢出来なかった。

接着剤は塗布した箇所が白くなってしまう事がネックだが、

本当に少量で接着が出来るので、用途を間違えなければ痕も目立たないのでオススメ。

ちなみに水草用接着剤はカミハタのゼリー状接着剤が大変使いやすい。

溶岩石と流木に貼り付けたブセ

この二つを選んだ理由は特に意味はない。

それぞれの水槽レイアウトに合ったアイテムに活着させると良いだろう。

ちなみに僕はレイアウトを後でいじりたくなる可能性が高いので、溶岩石も流木も小さめを選んだ。

大きい石の移動は後々大変なので、まずは小アイテムからやってみる事にした。

溶岩石
流木

必死になりすぎて活着状況を写真で撮る事を忘れてしまった。

※次回のブセ投入企画では必ずや撮影する。

水槽内の合計5箇所にブセを散らばす事が出来た。

アクアフルールのブセは1ポットの量も多く、いい買い物が出来たと思う。

ブセを投入した後の水槽の様子↓↓

最後に

初めはブセの独特の色、形状は難しいだろうと思っていた。

しかし実際に水槽へ入れてみると、色合いがとても鮮やかになり、とても賑やかな印象となった。

ブセに限らず、水草には様々な緑色が存在する。

その中で自らが好きな緑の群生を見つけ出すのが、アクアリウムの醍醐味だ。

拙い文章で失礼したが、ブセの参考にしていただければ幸いだ。

今後も水草水槽を始める方の参考になるよう、アクアや水草の記事を書いていきたい。


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37歳|メーカー勤務のサラリーマン

趣味:アパレル・ビザールプランツetc...
好きなものを掛け合わせた事業を計画奮闘中。
アガベの育て方や、仕事が憂鬱な人に、副業が大きな心の支えになる事を知ってもらいたくて、ブログを書いています。

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