アガベ育成

【これを揃えよう!】アガベの育て方がわからない人へ。


こんにちは。ノッコンです。


アガベを育ててみたいけど、育てるために必要なものがわからない・・・。


今回は、そんな人向けの記事となります。


ちなみに僕はマンションの一室でアガベを育てていますので、居住環境は問いません。ぜひ参考にしてみてください。

はじめに。アガベの置き場を決めよう。

まず、最重要課題です。当たり前ですが、アガベを育てる場所が必要です。


アガベを育て始めた当初は、めちゃくちゃ省スペースでの育成を考えることが多いです。


ところが色んな株が欲しくなり、しかも実生まで始めてしまい・・・


終いには、置き場がなくなって、生活スペースに侵食する羽目になります。
→家族に怒られるやつです。


これは、リアルに色んな人が抱えている問題です。


感覚的には、当初の想定より5倍くらい必要じゃないかと思います。それぐらいアガベは沼が深いです。笑



なので、育てる場所は、大きく広めに取る事を強く強くおすすめします。


僕の場合、自室の半分はアガベをはじめとした植物園状態です。


わかっていただけたと思いますが、本当に広さに余裕を持った置き場が必要です。


他にも、置き場を確保する時に、気を付けないといけない点を書いておきます。

屋外の場合

  1. 日当たり
  2. 通気性
  3. 防犯性


日当たり

1日10時間は欲しいです。

周りに日を遮る建物がない屋上が理想です・・・。


通気性

湿度が高い場所は、カビや害虫の温床です。

出来るだけ風通しの良い場所を選びましょう。

防犯性

最近、アガベだけでなく、パキプスなどの高級植物が盗難に遭っているようです。

特に戸建ての庭は狙われやすいので、置き場には注意してください。

最低限、防犯カメラを設置して対策を行うことを推奨します。


冬季、雨季は枯れるリスクや徒長の可能性も0ではありません。
僕は基本的に、屋内での育成を推奨します。


屋内の場合

  1. コンセントの有無
  2. 拡張できるスペースの有無



コンセントの有無

個人的には屋内の方がセキュリティも高く、管理がしやすいです。

屋外と大きく異なるのは、屋内では育成環境を人工的に作る必要がある点です。

コンセントが近くにあれば、あとで設備のグレードアップも容易です。

拡張できるスペースの有無

冒頭でも書いたように、アガベはほぼ間違いなく増えます。(笑)

広い庭のように融通が効きにくいので、アガベが増えた場合どうするか。最初に検討しておきましょう。

個人的には屋内がおすすめ


出来れば屋外でアガベを育てたい。僕が常々思っている事です。


ただ、現実的ではないのが実情です。


アガベの育成に適した家をお持ちであれば屋外がいいと思いますが、そんな家はそうそう無いと思います。


逆に、屋内での育成メリットは多いです。

  1. 虫が付きにくい
  2. 育成ライトで日照時間をコントロール出来る
  3. 冬季・雨季でも問題なし


虫が付きにくい

アガベといえば、アザミウマが有名でしょうか。


屋内であれば、全く虫が付かないとまでは言いませんが、屋外と比較すると虫の食害リスクをかなり低減出来ます。


加えて、希釈した下記のニームオイルを週1回ほど葉水してあげるようになってからは、ダニすら見かけなくなりました。恐るべき効果です。

育成ライトで日照時間をコントロール出来る

当然、太陽光の方が照射力が高いので、日照時間や害虫リスクさえ無ければ、屋外の方が育成に適しているでしょう。


ただ、マンションのバルコニーで育てるとなると、日照時間が限られてしまいます。


僕の場合、十分な日照時間を得られなかったので、屋内での育成の方が、ライトで照射時間をコントロール出来るわけです。


加えて、雨天でも日の短い秋や、冬でも満遍なく光を当てることが出来ます。


育成ライトと、SwitchBotを組み合わせれば、電源のオンオフも自動化や、付け忘れも防止出来るので、良い管理状態にすることが可能です。


ライトは、広範囲を照射出来るパネルライトがおすすめですが、電球タイプもインテリアとして、格好良くておすすめです。

パネルライトで複数のアガベを照射
SwitchBotで自動点灯・消灯



参考に、リンクを貼っておきます。

SwitchBot


おすすめライト【パネルタイプ】


おすすめライト【電球タイプ】


冬季・雨季でも問題なし

アガベは意外と耐寒性の強い植物ですが、寒い季節や梅雨時は、屋内に避難させるのが無難です。


常時屋外で育成していると、取り込みが非常に大変ですし、梅雨時は特に虫が湧きやすいので、屋内に取り込む際に室内へ虫が侵入する。なんてことも想定されます。


その点、屋内管理であれば、心配する必要はありません。台風、積雪なんのそのです。



他にも良いところ、悪いところはありますが、こういった理由を考えると、屋内で育成する方が後々楽だと思います。

屋内で普段やるべきこと

すでに書いたものもありますが、屋内でアガベを育てる上で、やるべきことを紹介します。

  1. 育成ライトの照射(僕は15時間/日)
  2. 水やり
  3. 風を当てる(サーキュレーター)


育成ライトの照射

先に書いたとおりですが、屋内育成でライトの使用は必須です。


日当たりの良い窓際・・・では日光不足です。

水やり

屋内育成といえば、これが一番ネックですよね・・・。


バルコニーでは、何も気にせず水やり出来ますが部屋の中だとそうはいきません。


解決する手段としては、バケツに水を張り鉢の底面から灌水する方法があります。


灌水後には、水をしっかり切る必要がありますが、この方法だと水浸しにもならず、鉢から出る用土もバケツの中に留まってくれるので、あとはバケツを掃除するだけです。

風を当てる

このブログでもたびたび書いていますが、アガベ育成の基本は、光・風・水です。


風をアガベに当てる(通気性を良くする)メリットは多いです。

  • カビが生えにくい
  • 害虫の忌避
  • 徒長の予防
  • 発根促進



どれも植物を育てる上で、不可欠な要素ばかりです。


通気性を上げたり、風を当てる重要性を認識していない初心者の方が、かなり多いです。


育成ライトが壊れても、サーキュレーターだけは壊れるなって本気でいつも思っています。(笑)


もちろん、風向きも大事です。僕は偏りがないように、上下左右からサーキュレーターを回しています。


小型のサーキュレーターでは、KeyniceのUSB扇風機がコスパ最強です


モデルチェンジされたので、USB端子はCタイプなのでどこででも充電できます。(笑)


他にあった方がいいもの

ここまで書いたものは、アガベの屋内育成に必要不可欠なものです。


冬季の管理・雨季も雨ざらしにしたくないと思う人は、たとえ屋外育成でも、揃えるに越したことはありません。


ここからは、マストアイテムではないけど、便利だった物を紹介していきます。

SwitchBot 温湿計

屋内育成でも夏・冬の温度管理には神経を使います。


SwitchBotの温湿計であれば、一日の温度の移り変わりが、スマホでチェック出来ます


また、エアコンやヒーターを使用すべきタイミングがわかるので、室温を一定に保つように調整することも可能です。

年中20〜29℃で温度管理


一見不要に感じるかもしれませんが、データを上手く活用すれば、育成が安定してきます。


2年以上前から愛用しているSwitchBotの温湿計です。僕が使用しているものより、一つ新しいバージョンです。


サスティー

慣れないうちは、これに限ります。簡単に言うと、水やりの見える化です。


アガベは根腐れしやすい植物です。


水をやりすぎてしまい、根腐れを起こし株が枯れる。なんてこともよく起こります。


かといって水を良いタイミングであげないと、成長も滞りますし、水不足で枯れてしまうことも考えられます。


サスティーは、水やりすると中のインジケーターが青くなり、乾いてくると白に戻ります。


つまり、毎回良いタイミングで水やりが出来るという優れものです。


電池も必要がなく、コスパも良いので、ぜひ使ってみてください。


まとめ

今回は、屋内でアガべを育てる前に、最低限必要なもの(環境)を紹介しました。


屋外で育てるのであればこの限りではありませんが、屋内と同様に、防虫はしっかり行うようにしましょう。


今回紹介したものです。

  • アガベを育てるための置き場
  • 育成ライト
  • サーキュレーター
  • 防虫(ニームオイル)
  • SwitchBot(コンセント)
  • サスティー
  • SwitchBot(温湿計)



育てているうちに、さらに必要になるもの、不要になるものが出てくるかもしれません。


日々観察して、株の状態を観察しながら、「アガベに合った育成環境」に近づけていきましょう。

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37歳|メーカー勤務のサラリーマン

趣味:アパレル・ビザールプランツetc...
好きなものを掛け合わせた事業を計画奮闘中。
アガベの育て方や、仕事が憂鬱な人に、副業が大きな心の支えになる事を知ってもらいたくて、ブログを書いています。

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