
こんにちは。ノッコンです。
アガベ人気が止まらず、いきなり大きめの株を購入する余裕がない。といったDMをいただく事があります。
いわゆる中株サイズあたりから、アガベの鑑賞性は格段に上がりますし、子株が出やすくなってきます。
そのため価格は上がり、なかなか手が届かないって話もよく伺います。
では、子株を買って育てたら、どれくらいの期間で中株になるの?って疑問に、経験も踏まえた育成方法を書いていきたいと思います。
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子株の育成をはじめる前に。
子株から中株(親株)サイズまで育てるとなると、数ヶ月単位で時間が必要になります。(ざっくり6ヶ月〜1年半くらいでしょうか)
長い期間がかかるとは言え、何もせず放置するだけでは育成速度も遅いままですし、子株のうちは「まず大きく育てること」これがとても大事だと思います。
成長速度をアップさせ、より一層アガベを楽しむ。そのための方法を解説していきます。


子株にも個体差がある
前提として、子株の個体によっても、スペックがあると覚えておいて下さい。
見た目は、成長するにつれて、問題ではなくなってきますが、株の強さが個体ごとに異なります。
例えば、光を沢山浴びても赤くなったり、萎れたりしない株であったり、毎日目に見えて成長を続ける株。
逆に、真っ赤になったり、葉が萎れてきたり。
これらは、個体による差が大きいわけです。なので、育成環境が全く同じでも、成長速度は個体によって、大きく異なると言えます。
では、良個体の見分け方はどうすれば良いのか。
あくまで主観ですが、健康な親株からは、良い個体が出ると考えています。
成長する速度
明確な理由はありませんが、上述の通り、良い個体の場合は「子株から上手に育成すれば6ヶ月ほど」で、中株サイズになります。
そして、どんな株でもしっかり育成すれば、中株になるまで、1年半くらいあれば大人になってくれます。
もちろん育成方法を間違えれば、これ以上にかかってしまう可能性も大いにありますが、これぐらいの期間を子株育成期間として考えましょう。
子株から中株の手前までは、半年弱かかるかなって感じですね。
育成方法は?
6ヶ月で中株に成長させるには、ある程度しっかり育てる必要があります。
具体的に、アガベの育成速度を上げるためのポイントを、順を追って解説していきます。
※環境や個体によっては当てはまらない事もありますので、ご了承下さい。
・この順番がめっちゃ大事です!ひとつずつ見ていきましょう!
1.鉢の選定
アガベをこれからやるよ!って方。
間に合ってよかったです。
地植え以外、アガベを育てる最初の重要ポイントは、鉢です。
もちろん、陶器鉢はかっこいいですし、いつかは憧れの作家鉢を手に入れたい・・・。
めっちゃわかりますが、待って下さい。
冒頭でも書きましたが、子株は「大きく育てる事」がまずは重要です。
アガベに限った話ではありませんが、植物の生命力は「根の状態が大きく影響します。」
つまり、根が良い状態であれば、株の生育は良いですし、何より健康に育ちます。
ということは、いい状態の根を作れる鉢選びが重要となってくるわけです。
僕がおすすめする鉢は「スリット鉢」です。
鉢にスリットが無数に付いており、土の中に空気を供給しやすい優れものですね。
簡単にいうと、根を増やしやすい鉢。それがスリット鉢です。
通常、鉢底までたどり着いた根は、底をくるくる回ってしまうのですが、スリット鉢だと縦横無尽に根が張ってくれます。
根が多いということは、それだけ栄養を吸収しやすく、葉にも栄養を供給しやすいというわけです。
つまり、成長が早くなることと直結しますので、それだけ鉢選びは大事になってきます。
子株育成におすすめの鉢
むしろ、この2種類しかスリット鉢を知りません(笑)
子株であれば、スリット鉢の中でも、小さめのサイズをおすすめします。
プレステラ90 深鉢
プレステラ90 深鉢
2.用土の配合
鉢選びを終えたら次は用土です。
アガベは特に水はけ、通気性が大事ですので、いわゆるフカフカの培養土では、水が抜けにくく、根が酸欠を起こす可能性があります。
用土の粒の大きさによって、水はけは変わってきます。一般に言われる小粒(3〜6mm)がおすすめですが、それよりもやや小さい、細粒と小粒の中間サイズくらいであれば問題ないと思います。
ちなみに、これより粒の大きなものは、株自体が安定しにくいので、使用する際は注意が必要です。
色んな用土を掛け合わせ、性質を補い合うのが配合です。
簡単にいうと、用土単体では以下の性質を持っています。
- 保水性(赤玉土・鹿沼土)
- 保肥力(赤玉土)
- 排水性(鹿沼土・軽石)
ざっくり書きましたが、こういった性質を掛け合わせて出来るのが、培養土となります。
KNOCK × ONでも、アガベのための無肥料培養土を、インスタDM専用で販売しています。
お気軽にお問い合わせ下さいませ。
3.育成ライトの選定
・ポイント1の根がたくさん出て健康なことが前提です。
根が出ていない状態で日光は当てないで下さい。
光合成によって、植物は成長していきます。
アガベも例外ではなく、日光を浴びることで、成長をしていきます。
ところが、アガベは日光を特に必要とする植物です。
一般的な住宅では、アガベを育成する1日あたりの照射時間を確保することが、結構な割合で困難だと思います。(10時間は欲しいところ・・・)
そこで、日光の役割を補ってくれるのが「育成ライト」です。
育成ライトって種類も多いですが、子株の育成であれば、パネルライトがおすすめです。
理由は、電球タイプと比べて照射角が広いということ。
つまり、葉全体にまんべんなく光を当てる事が可能です。
光をたくさん受ける事が出来る。つまり、たくさん光合成が出来るので、成長促進に繋がるというわけです。
子株にオススメの育成ライト
僕的にはどちらでも問題ないと思いますが、調光機能があった方が何かと便利です。
子株のうちは、徒長しない程度の光量で十分です。
マーズハイドロ
スパイダーファーマー
4.水やり方法
アガベにとって、最も難解なのが、この水やりです。
子株のうちは、多めの水やり頻度でも問題ありませんが、根腐れには注意して下さい。
・通気性が良い環境である事が前提です!
僕が実践している水やり方法を、紹介します。
- 腰水(鉢底5mm程度で薄めに)
- 1回/2日の水やり(液肥を2回/月)
- 1回/3日の水やり(液肥を2回/月)
※水やりの時は、満遍なく活性剤を加える。
活性剤は肥料ではありませんが、水・肥料を効率よく株に供給するためのものです。
僕は、アガベの最速育成には、活性剤が一番大事だと思っています。
あくまで子株限定になりますが、一例を書きました。
水やりは株の様子を見ながら、頻度を調整して下さい。
個体によっては、リスクを伴うのも水やりの難しい点です。
液肥は「ハイポネックス」、腰水には「マグァンプK小粒」を与えています。
マグァンプKの小粒は、根が生えた後に、株元に撒くことで効果を発揮します。
この時点では、小粒がおすすめですね。
ハイポネックス・マグァンプK小粒
”腰水管理”は、しっかり根が生えた時点で通常管理に切り替えます。
期間を長くしすぎると、水を切れない性質に近づいてしまうようです
腰水は諸刃の剣です。日々、アガベの状態をチェックしながら行うようにしましょう。
まとめ
アガベの成長速度は、他の植物と比較しても、かなり遅いです。
ですが、子株でも育成方法を工夫すれば、最短で中株までサイズアップさせる事が可能です。
ここに書いた以外にも方法はたくさんあると思いますので、おすすめの育成があれば、教えて下さいね。ではでは。