この世には恐ろしい事がいくつかある。
そのひとつが収集癖だ。
これは一種の病と諦めているが、スニーカー収集から始まり、今は多肉植物の収集に奔走している。
多肉植物の中でも特にアガベは沼が深い。
色んな品種が枝分かれして存在している為、奥が深いし出口が見えない。
それゆえに楽しいのだが・・・。普段コーデックスやアガベばかりを好んでいるが、今回嗜好を変えてハオルチアと呼ばれる植物を購入してみたので、少し紹介しよう。
ハオルチアとは
南アフリカ原産の多肉植物
大きく育つ事がなく、窓と呼ばれる箇所の妙を楽しむ植物である。
小型植物なので、置き場に困りにくく大変育てやすい。
錦と呼ばれる斑入りのものは希少。葉緑体が備わる箇所が少ない為、光合成も通常の株よりややしにくい。
錦はある程度成長するために、長い期間を要する。そのため販売価格もやや高めに設定されている。
ハオルチアの魅力
なんと言っても窓が美しい。
光を当てると透き通って見えるのだが、それが何とも神々しい。
アガベの鋸歯の厳つさとは対極にいる癒し系の植物だ。
品種はかなり多く、大きく軟葉系と硬葉系に分かれるがどちらも素晴らしく見惚れてしまうほどだ。
〈代表的な品種〉
- ピクタ
- オブツーサ
- 万象
- 玉翁
僕は2種類しか保有していないが、万象や玉翁も人気が高く、高額取り引きされている種も多い。
珍奇植物と位置付けられているものの、取り扱っている園芸店も比較的多いため、入手もしやすくなっている。
ハオルチアスプレンデンスはハオ沼の入り口
スプレンデンスとはラテン語で素晴らしいや、見事という意味だが、その名称が付いたハオルチアの品種が存在する。
無窓と呼ばれ色が濃いのが特徴。
窓がある事もハオルチアの魅力ではあるのだが、窓が無いものも魅力だ。
もはや何を言っているか自分でもわからないが、ハオルチアは素晴らしい植物であることに間違いはない。
スプレンデンスは硬葉系で色が濃い。透明ではないが成長点は光を当てると輝きを見せる。
これにハマるととにかく大変。現在我が家では株を買いすぎて、絶賛鉢不足だ。
スプレンデンスは形がかっこいい
ハオルチアは良い形を保つのが難しい?
ハオルチアの育て方を調べていると、色々注意点が書かれている。
- 水のやりすぎによる根腐れ
- 日光は当てすぎると黒くなる
- 光がなさすぎると徒長する
- 耐寒性が低い
- 耐熱性も低い
このややこしいところも、ハオルチアの魅力?と言ってもいいだろう。
成長期である春から夏前にかけては外の雨ざらしにならない所で育成。
それ以外は屋内に置いておけば特に問題がないのだが、色々書いているのでややこしく感じる。
元々品種改良されたものが多いため、室内での育成には向いている。
用土も少々値は張るが、エクサゴノを使用していれば問題ないだろう。
エクサゴノの過去記事はコチラ↓↓
購入した結果、多肉の沼に・・・
多肉植物は恐い。特に収集癖がある人は要注意だ。
ハオルチアのスプレンデンスがかっこいいので、更なるスプレンデンスが欲しくなる。
しかしながら万象も玉扇も捨てがたい。
ひとつひとつは、他の珍奇植物に比べ手頃な価格だが、数を集めたくなる。
多品種なので、集めきれない点も中毒性を煽りハオ沼へ落ちてしまう。
収集癖のある方は、くれぐれも気をつけてほしい・・・
まとめ 色々言ったけどハオは入手すべき
まだまだ僕自身、ハオルチアの初心者であるため、調べなければいけない事が多い。
育成方法も確立しないうちから複数株を所有してしまっているが、喜びはとても大きい。
世の中にはまだまだ素晴らしい植物があると思うと本当にワクワクが止まらない。
本記事も、これからの楽しい植物LIFEの参考になれば幸いだ。