アガベは南米原産の植物ですが、品種改良が進むにつれ特にチタノタは、わりと普通の多肉植物と同じく春秋に最も成長する感覚です。
LED管理もいいですが、秋は日中の気温が下がり鉢内温度も適温にしやすい環境下にあります。
この季節を室内だけで育成するのはもったいない!というわけで、今回は僕が秋に行っている育成方法を解説していこうと思います。
屋内LEDの育成じゃダメなの?
とはいうものの、LEDだけでも十分です。
むしろ、日照時間が不足する環境であったり、出し入れする株数が多いようであれば「LEDだけの管理」でも良いと思います。
ただし、後述しますがLEDだけの管理はデメリットもあるので、一長一短でしょうか。
僕が育成している屋外の環境も日照時間を十分に得られるわけではないので、基本的に夕方には株を取り込み、植物ライトで日照の不足を補います。
そして、太陽光に勝るライトは存在しないわけで、少しでも太陽光に当てたいのです。
年中温室だと耐寒性が弱まる?
アガベ自体は塊根植物などと比較しても、耐寒性は強めです。
ずっと温室に入れていると、もともとあった耐寒性が弱まるリスクがあるようです。
そこで、秋の夜間。少し冷えるぐらいの気温で寒さに馴らすのも越冬する準備だと思っています。
本格的に寒くなる前に、屋外で冷たい風に当てる事で成長は鈍化しますが、寒さで株がやられてしまわないよう、今のうちから準備しておきましょう。
葉焼けの防止にも屋外を推奨
室内でLED管理されている株は、直射で葉焼けしやすい傾向にあるようです。
僕の管理している株も、屋外ではたちまち葉焼けする子がいます。
やはり、日差しがそれほど強くない今の時期に日光に当ててあげる事で、株自体が強くなっていくんだと思います。
病気にかかりにくい、葉焼けしにくい株に育てる為には太陽光を浴びせる必要があると思っています。
ただ、害虫にやられやすい時期でもあるので、しっかり防虫して屋外管理して下さい。
害虫予防については、別記事で解説しますね。
まとめ
今回は簡単に秋の屋外管理推奨記事を書かせていただきました。
やはり、屋外で自然の風、光を浴びせるのはアガベにとってめっちゃ大切な事だと強く思います。
日本は真夏の日差しが強すぎるので、秋晴れの続く今の季節に積極的に屋外へ出してあげましょう。
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