検証

太陽光 vs 育成ライト アガベはどっちが育ちやすい?


こんにちは。ノッコンです。


なんやかんやで忙殺されるこの季節。


しかしアガベのお世話をしないのは、あまりに勿体ない季節です。
いよいよ春の訪れを感じる今日この頃。


LED管理か、太陽光での育成かお悩みの方が、多いのではないでしょうか。


今回は、春先の育成管理について解説していきたいと思います。


※この記事は加温された温室を持っていない方向けの記事となります。

日中はなるべく太陽光を浴びせよう


アガベを育てている経験からですが、やはり太陽光は圧倒的に育ちます


育成ライトも十分に育ちますが、勢いが全然異なります。


特に大きく違う点は「鉢内の温度」です。
何度も記事に書いていますが、アガベの生育に温度は欠かせません。


太陽光を鉢が受け、加温されることで成長を促す効果がある・・・と思ってます。


真夏の直射はダメージが大きくおすすめ出来ませんが、春先は直射日光でOKです。
ただし、株によっては葉焼けしやすい個体もあるので、様子を見ながら管理することをおすすめします。

育成ライトは不要なのか?


いやいや、太陽光の方が育ちやすいなら、育成ライトはいらないのでは?と思う方もいると思います。


元々、育成ライトの役割は補助的な部分が多いです。


つまり、1日の照射時間をある程度確保出来る環境であれば、育成ライトは要らないかもしれません。


僕はマンション住まいですので、快晴が続いたとしても、日中の日当たりは限定されます。


そこで、育成ライトを補助として活用しています。(1日の半分以上がライトなので、補助ではないですが・・・)


育成ライトが不要と思われる方は、以下に載せておきます。

✔ Check

・日当たりを10時間以上確保出来る
・株全体を満遍なく太陽光に当てることが出来る

この条件に当てはまらない方は、照射時間の確保の意味でもライトが必要だと思います。


出来ればビルの屋上など、セキュリティが高く日当たりもいい場所を確保したいですが、なかなかそうもいきません。


屋内と屋外のハイブリッド育成が、おすすめです。


昼と夜の使い分け


ここまで書いてきたように、アガベの育成に太陽光がいいとか、育成ライトがいいとかって話はそもそもありません。


太陽光は優れていますが、一日中当てるのは困難ですし、やはり梅雨時や寒い季節にはアガベの育成に必須と言えるでしょう。


春先は、日中なるべく太陽光が当たるところに置いておき、陽が当たらなくなったらライトの下に移動させる。


とても面倒かもしれませんが、アガベの生育を促すにはこの方法をおすすめします。

もちろんライトだけでもOKです


ライトだけじゃダメなの?って感じのことを書きましたが、ライトだけでも全然大丈夫です。


過去、ライトだけでは温度が足りず、うまく育たなかった事があるので、太陽光の加温が成長を加速させると実感しています。


ちなみにですが、ライトのみで常時30度弱を保っている方もいらっしゃいます。
この場合、育成のための温度は充足しているので、わざわざ太陽光のもとに移動させる必要は全くありません。

まとめ


太陽光と育成ライトは一概にどちらがいいとは言えませんが、やはり自然の環境であったり電気代を考慮すると、春からはハイブリッド屋内外でのハイブリッド管理を推奨します。


育成の基本は楽しむ事です。アガベの成長を見る、感じるためにも、より良い環境でアガベを育てることをおすすめします。

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37歳|メーカー勤務のサラリーマン

趣味:アパレル・ビザールプランツetc...
好きなものを掛け合わせた事業を計画奮闘中。
アガベの育て方や、仕事が憂鬱な人に、副業が大きな心の支えになる事を知ってもらいたくて、ブログを書いています。

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