アガベ育成

アガベを締める前にちょっと待って!初心者がやってしまう失敗。

アガベを育てる上で目標とするのは締まった鑑賞性の高い株にすること。


その為に様々な品種のアガベを収集してしまうし、育ててみたくなる。


そんな目標を胸に室内で育て始めたとき、必ず購入するであろう植物ライト。


太陽光にも負けないぐらいの効果が得られるものもあり、どうしても入手直後は使用したくなる。

▶︎【アガベ・コーデックス初心者向け】おすすめ育成アイテム3選


だが待ってほしい。アガベをどこで、どんな状態で入手したのか一旦考えてみよう。


他の観葉植物と同じく、鉢に植っているのか?それとも未発根の輸入株を購入したのか。


後者であればライトをいきなり当てるのはアガベにとってリスクが高いと言える。


理由も兼ねて未発根株を購入したときに、まずやるべき事をお伝えする。

未発根株とは?


海外から輸入されるアガベは基本的には未発根。


理由はナーセリーが受注したのち、土からアガベを抜いて一旦乾燥させる。そこから出荷し、長い時間をかけて日本へ到着する。


検疫等々もあるが、この間に根は死んでしまい、発根管理を行う必要があるわけだ。


つまり、ぱっと見は根が生えているように見えても、カラカラの状態であれば未発根と同等ということになる。

未発根のアガベに植物ライトを当ててはいけない理由

アガベは根との関係性が特に強い植物だ。


幹と呼べるものがないので、根と葉が連動して動く。


個人的な見解だが、根の状態がよければあとは勝手に大きく育ってくれる。


それだけアガベは根がめちゃくちゃ重要だし、発根後も強い根を広げるように育成しなければならない。


未発根株にライトや日光を直接当ててはいけない理由がこの点。


他の植物同様に、光合成しながら成長していくが、根がないと成長のサイクルを回せないのだ。

  1. 昼間:光を浴びて光合成する(二酸化炭素の吸収、酸素の排出)
  2. 夜間:酸素を吸い込み、二酸化炭素を排出する



当然の話に聞こえるが、光合成に必要な要素が”水”だ。


難しい話は割愛するが、水を吸い上げるのに必要な根がなければ光合成は十分に行えない。


にも関わらず、強い光を浴び続けるとどうなるか。もちろん株は弱ってしまい、鑑賞性の悪化につながってしまう。


アガベをかっこよく締めるどころか、真っ赤になり成長が止まってしまう事態も経験した・・・。

▶︎ アガベに赤みが出る原因と取り方


簡単に書いたが、これだけでも未発根株へのライト照射がリスキーであるとわかっていただけたと思う。

根が張っていれば直射日光でもアガベの成育に問題ないのか?


結論から言うと、問題ない。


それだけ、アガベの成育にとって根張りは重要な要素と言える。むしろ根張りしていれば、強めの日光でアガベを締める事が可能。


アガベの育成は”しっかり根が張った状態である事”がスタートラインだということを覚えておこう。


ただし、根張りをしているアガベでも直射日光を避けるべきタイミングがあるので注意が必要。

水やり直後


もちろん水やりは行う必要があるので、状況に応じて基本的に週1回ほど行う。(訳あって僕は週3回)


何より怖いのが、鉢内が蒸れて根が死んでしまう事だ。


葉に強めの日光を当てるのは問題ない。しかし、鉢内の温度は水が含まれていると、真夏はグングン上昇してしまう。


こうなるとマイナスの効果となってしまうので、水やり直後の直射は行わないよう心がけよう。

株が小さく根がまだ弱い状態のとき


発根している子株でやってしまいがち。


根が生えていても、子株などは根が細く短い。


中株ほどの大きさになれば日光をガンガン当てても問題ないが、根が弱い状態の子株は明るい日陰で育てるのがベスト。


子株の育成方法についても記事があるので参考まで。

▶︎ アガベの子株育成に欠かせないのは腰水

まとめ


特にアガベは根の張り具合で、株の成長に大きく左右される。


日光をガンガン当てたい気持ちはとてもわかるが、まずは健康な根を出す事が最優先。


何本も強い根が出だしてから、通常の日光管理に切り替えることをお勧めする。

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37歳|メーカー勤務のサラリーマン

趣味:アパレル・ビザールプランツetc...
好きなものを掛け合わせた事業を計画奮闘中。
アガベの育て方や、仕事が憂鬱な人に、副業が大きな心の支えになる事を知ってもらいたくて、ブログを書いています。

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