アガベシーザー(凱撤)の子株育成記4弾。
春から夏にかけてアガベの成長が著しい。
我が家のシーザーに変化があったのか。育成方法も含め紹介する。
根強い人気が続くアガベチタノタ”シーザー”
アガベ人気は止まることを知らない。
中でもシーザーやハデスといった品種は、KNOCK×ONでもかなりの問い合わせを頂いている。
また、生産者によっても異なる顔が出るのも人気の要因だろう。
僕が保有しているシーザーは2つ。
子株から育てているお気に入りのシーザーと、中株シーザーだ。
アガベは血統も大事だが、育て方が非常に大切で自分好みに環境をコントロール出来る点で、子株からの育成がオススメ。
水やりはやや多め。週2〜3回
アガベの育成をしていると必ず”水を切るか、切らないか”この二択を迫られる。
季節にもよるが、春から秋にかけて僕は与える派。
注意する点は、水やりは行うが”すぐに乾くようにする”ということ。
水やり→速乾→水やり→速乾→水やり・・・・この工程を、ひたすら繰り返す。
徒長を防止しながら、成長を促進させるにはオススメの方法だ。
用土の配合
上述した水やり方法は、排水性と速乾性の高い用土でなければならない。
前回とは用土を大きく変え、成長期の水やり頻度を大幅に上げる。
- 日向土 8
- エクサゴノ 2
鉢上げを行う際に、用土の見直しを行い底石を含め、ほぼ日向土の割合へと用土を変更した。
ただし、全て軽石だと水分が急に吸収出来なくなるため、株自体がダメージを受けやすい。
そこで”エクサゴノ”を2割程度ブレンドすることで、保水力を上げた。
植物ライト
ツクヨミ、アマテラスがおすすめ。
基本的には室内での管理が長いため、植物ライトがマスト。
15時間ほどの照射で管理を行っているが、この2灯であればそこまで電気代もかからず大変助かっている。
水やり頻度
前回と比較し、かなり頻度を増す事になった。
理由は、シーザー自体に赤みが出やすいということと、成長点が細くなってきたことの2点。
赤みの原因については別記事を参照してほしい。
アガベを健康に育てるということは、水を切ることではない。
水を切らさずに、かっこよく育てることでアガベは健康に育ってくれる。
この時、通気性は必ず見ておく。我が家もサーキュレーターだけは24時間フル稼働だ。
前回は2022/3/16
かなり期間が空いてしまったが、前回までの写真と現在の写真を比較してみる。
随分と成長したが、やはり水やりと光、そして風はアガベにとってマストなのだろう。
2022/1/16
2022/2/12
2022/3/6
2022/7/19
子株から中株の間くらいだろうか。
かなり大きく成長し、葉数も増えてきた。
まとめ
何度もブログで伝えているが大切なのは適度な光、水、風だ。
そして、成長期にはそのサイクルを切らすべきではない。
特に春から秋にかけては大きく成長するチャンスなので、厳しくしすぎたら折角のチャンスをふいにしてしまう可能性も高い。
せっかく手に入れたシーザーだからこそ、愛情を持って育成しよう。