本格的な冬を迎える前に、毎年必ず話題にあがるのが「温室の要否」です。
以前記事で、簡易温室の作り方を紹介させてもらいました。
昨年は株数も少なく、衝立だけの簡易温室で越冬が出来ましたが、やはり株数も増えてくると大変。
今季は、ついに温室を導入しようと考えています。
ただ、温室といえば市販されているものは、高額で大きなサイズのものが多い為、間取りに制約のあるマンションでは扱いづらいと思う人も多いと思います。
ちなみに僕が管理する株数はおよそ30あり、部屋は5畳(笑)
実は部屋を温めるだけで温室になるのですが、エアコンだと乾燥しすぎになるので、コストが気にならない方はデロンギのオイルヒーターが一番オススメです。
乾燥しないですし、空気をしっかり温める事が可能なので越冬にはもってこいです。部屋が狭いって方はデロンギを稼働させるだけで十分、温室の完成です。
じゃあ温室を持つ意味って何なの?って思われた方、育成方針にもよりますが、デロンギより温室が必要な環境を解説していきます。
温室がある方がいいのはどんな人なのか
ランニングコストを抑えたい人
電気代が気になる!って人はデロンギより、温室を導入すべきでしょう。
オイルヒーターは、部屋全体を温めますが、温室内であれば外気に触れにくく、電気代の安いヒーターマット、サーモスタット付きのパネルヒーターで十分、温度を保つ事が可能です。
部屋が広い人
アガベを取り込んだ部屋が広いって方は、温室の導入を迷わずすべきです。
広い分、温度調節が非常に難しくなりま寿司、温め直すにも時間を要します。
むしろ広いからこそ、市販品でも選択肢が多くあります。
パネルヒーターなどを併用しながら、大きめの温室を導入する事をおすすめします。
リビングが広ければこんな温室を導入出来るんですね・・・
羨ましい限りです(笑)
冬も成長を止めたくない人
植物には休眠期がありますね。
アガベLOVERの皆さんは、知ってのとおり、アガベは冬が休眠期です。
休眠期とは、動物達の冬眠と同じで沢山エネルギーをため込んで、省エネで越冬をする事です。
基本的に原産国では越冬なんて言葉はないわけですから、冬にも成長を止めたくない人は温室で、やや高めの温度に設定しておく事が好ましいでしょう。※僕は30℃弱で越冬を考えています。
室内育成で必要なアイテムは以下の記事にまとめていますのでご参照下さい。
導入予定の温室
元々植物棚を保有していないこともあり、温室兼植物棚をオーダー中です。
そちらのレビューは実際使ってからということで、ご期待下さい。
まとめ
パキポディウム などのコーデックスと比較し、アガベは耐寒性が強いのですが、やはり温室があるに越したことはありません。
休眠させるにしても、日本の真冬は冷えます。屋外での放置は思わぬ降雪など、株が枯れてしまう原因がたくさんあります。
今の間に、冬支度を整えて室内管理ができる環境を整えておきましょう。
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