検証

【アガベ・コーデックス初心者向け】おすすめ育成アイテム3選


年々人気が高まっているアガベやコーデックス。


その醍醐味は収集のみならず、格好良く育てる事にある。


南米やアフリカ原産ということもあり、乾燥地帯や気温は高めを好む品種が多い。


当然だが日本国内とは大きく環境が異なるため、ある程度環境を整えてあげた方がより格好いい株になるので、地域にもよるが屋外に放置しっぱなし・・・というわけにもいかないのが趣味家心をくすぐられる点でもある。

観葉植物ブームと共にアイテムは多数用意されている


ひと昔前までは、ハウス内に送風機を設置して育てるのが一般的だったが、今は沢山のグッズが販売されているため”省スペースでの植物育成”が容易になった。


僕はマンション住まいだが、おかげさまで自宅の部屋でアガベや、グラキリスを育てられる環境を作る事が出来た。


今回は僕が実際に使用している、なるべく省スペースで植物を育てたい初心者の方へ向けたおすすめアイテムを紹介させてもらう。

植物育成ライト LED


植物は光合成を行い成長していく。(小学校の理科、もっと勉強しておけばよかった・・・)


光合成を行うために必要なのは太陽光だが、十分に日光を浴びる事が出来ない事も育成環境によっては考えられる。


特にマンションであれば、全戸のバルコニーに満遍なく日が当たるよう設計されている事が多いので、1日あたりの照射時間は短くなってしまう。


まして、冬や梅雨時期になると日も短くなるので、それを補ってくれるのが植物育成ライトだ。


格好よく育てる為に、絶対に必要なアイテムなのでライト選びに失敗しない為に、僕がオススメしたいLEDライトを2つ紹介する。

アマテラスLED


BARREL PLANT LIGHTから発売されている”アマテラスLED”


アクアリウムでも多く使用されており、水草の育成や鑑賞性が高いと口コミが広がり、今では非常に人気の高い商品。


価格は20wで1万越えと少々お高めに設定されているが、電気代は通常使用であれば¥200/月程度。


ランニングコストと植物の成長速度を考慮すると、ダントツオススメの植物育成ライト。


特に嬉しい機能が、反射板を取り外せば照度を5分の1まで下げて、照射範囲を拡大出来るというところ。


光は強い方が植物にとって好ましい・・・と思い込みがちだが、アガベの子株育成など弱めの光が必要な時はめちゃくちゃ多い。


この機能は本当に素晴らしく、開発者の人わかってるなぁ〜と感心してしまった。


外観はブラックで超絶カッコいい。

ツクヨミLED


アマテラスLED同様、BARREL PLANT LIGHTから出されている植物LED。


より観葉植物向けの仕様となっており、照射される光の色はアマテラスが少し青みがかっているのに対し、やや赤みがかった暖色寄りとなっている。


寿命もアマテラスより短めとなっているため、光合成をさせる光の強さが大きいようだ。


もちろん、鑑賞性も高くインテリアに映えるデザインとなっているため、ツクヨミLEDもかなりオススメと言える。


外観はホワイトで、アマテラス同様に反射板の取り外しが可能。個人的な感想だが、取り外した外観はツクヨミの方が格好いい。


アマテラスとツクヨミ、どちらがいいかは決めかねるので、インテリアとの調和や、お好みで決めても良いだろう。


サーキュレーター


通常の観葉植物であれば不要かもしれないが、アガベや塊根植物を育てるなら絶対にマスト。


理由は別記事に記載。参考まで。

▶︎これは絶対やったらあかんやつ。水耕によるアガベの発根で注意すべき点。


風を当てる必要性は僕にも最初はわからなかったが、今では最も注意を払っている点だ。

Keynice USB扇風機 首振り


サーキュレーターはこれ一択。USBでの充電式で首振り機能あり。


クリップでどこにでも設置できるし、何より音が気にならない。


サーキュレーターの難点はなんといっても音がうるさい事。


僕が使用している限り、首振り音も気にならないし、値段もお手頃なので複数個購入し使用している。


どうしても1方向からのみ風を送ると、成育に偏りが生まれてしまうため、コンパクトなサーキュレーターをいろいろな角度から当てるのが理想。


性能の良いサーキュレーターはそれなりに値段も高いが、この価格帯で機能も良いためとてもオススメの商品。


ちなみに全国のAgave loverがこぞって使用しているようだ。

ヒーターマット


アガベも塊根植物も冬はなるべく室内に取り込みたいが、真冬は室温も一桁まで下がってしまう。


そこで鉢内の温度をある程度温める必要があるのだが、可能な限り簡易的なマットをオススメしたい。


ガラス温室やビニール温室で冬もアガベを育て続けたいが、スペースの都合上ちょいと厳しい。


せめてヒートマットくらいは敷いてあげないといけない・・・と思い購入したが、冬以外にも使えるので紹介する。

Namotek 園芸発芽マット


冬の寒さ対策はもちろんだが、春先からバルコニーに置くケースが増えると思う。


ただ、まだ気温が下がりやすい時期なので、急激に冷え込む事も多い。


暖かかったのに、急な寒さは恐らくアガベにとってはよくない。


そこで、夜間は室内に取り込みヒーターマットに乗せておく。


翌日、暖かくなっていれば取り外すといったことも簡単に出来るので、簡易的なものが使いやすくて良い。


Namotekの園芸発芽マットは、価格も手頃なので購入しやすい点も嬉しいところ。


まとめ


今回はこれからアガベを育てたい人に向けたアイテムを紹介させてもらった。


僕が実際に使用しているものだけを紹介しているので、記事の信憑性は高い(自分で言うのもなんだが・・・)


もちろん、環境によってはこのどれもが不要と言う場合もあるかもしれないが、マンションなどの省スペースでアガベ・コーデックス育成を考えている人は、ぜひ参考にしてほしい。


良いアガベライフ・コーデックスライフを!

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37歳|メーカー勤務のサラリーマン

趣味:アパレル・ビザールプランツetc...
好きなものを掛け合わせた事業を計画奮闘中。
アガベの育て方や、仕事が憂鬱な人に、副業が大きな心の支えになる事を知ってもらいたくて、ブログを書いています。

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