子株の発根記録その2です。
前回の記事をまだ見ていないって方は、過去記事をご覧ください。
アガベの発根管理方法の記事は無数にありますが、発根したあとは?って疑問に思った方へ向けた記事です。
正直、僕自身も正解ってわからないので、発根した子株達を育成方法を変えながら検証していきます。
前提条件(前回と用土のみ変更)
・全株温室内での管理。温度は日中23度。夜間20度ほど。
・外気温の上昇する春頃まで温室管理。
・用土はどれも同じ培養土を使用。 ▶︎ 自分でブレンドした培養土へ植え替えています
検証株ラインナップ
南アフリカダイヤモンド(SAD)
- 水やり頻度(1回/1〜2日)
- 液肥(1回/週)ハイポネックス・リキダス多め(推奨希釈率通り)
2023/1/7
2023/2/7
やはり液肥を多めに与えているので、成長速度は早めです。
ただ、液肥のやりすぎは肥料焼けを起こす原因となるため、希釈率を守るようにしています。
もともと、発根も早く葉色も良かったため、予想通り順調に成長しています。
白犀牛
- 水やり頻度(1回/2日)
- 液肥 リキダス多め・ハイポネックス少なめ
- ライトはアマテラスからパネルライトへ変更(照射距離20cm)
2023/1/7
2023/2/7
こちらも日々成長してます。
当初使用していた培養土が崩れてしまったので、急遽植え替えましたが根張りも順調でした。
植え替え直後は光に当てず、3日ほど休ませるようにすれば、株への負担は少ないです。
清櫻
- 腰水管理
- 液肥なし
- ライトはツクヨミからパネルライトへ変更(照射距離20cm)
2023/1/7
2023/2/7
効果が出ると期待したのですが、他の2株と成長度合いに変化はありませんでした。
まだ1ヶ月だから様子見ですが、通常管理に切り替えるタイミングを伺っています。
稀に、用土がひたひたになるまで腰水している方がいますが、僕的にはNGです。
根が水分を吸い上げられる量は限界があるので、水量を増やすことにはデメリットしかないと考えています。
通常管理に切り替えるタイミングが難しくなったり、根腐れする恐れもあるため注意しましょう。
検証中に気をつけていること
温室管理なので、特に通気性が悪くならないよう注意しています。
水やり頻度が多い+温室では蒸れやすくなるのは当然ですよね。
温室内で使用できるサーキュレーターや、たまに扉を開けた状態で外から送風したりと、なるべく湿度がこもらない管理が重要と思っています。
まとめ
発根後の育成検証第2弾でした。
3株の成長を今後も紹介できたらと思います。
パネルライトで強めの照度に切り替えたのは、根がしっかり育ってきたからです。
根の状態がいいというのは、アガベの健康状態が良好であるという証拠です。
前回と同じく、「発根後のアガベ育成方法」におすすめがあれば、コメントやDMで教えていただけたらと思います。