アガベは葉挿しが出来るのか・・・って記事を以前に投稿しました。
更新が出来ておらずに申し訳ありません。写真も撮れていないし、あんまりちゃんと出来なかったので、結果報告だけとなります。
結論、アガベの葉挿しが上手くいくのは”偶然”だと言えます。
なんで、葉挿しが成功した事を"偶然"だと思うのか。
簡単に解説したいと思います。
葉挿しの成功には条件がある
アガベをはじめとする「多肉植物」は、強制的に子株を吹かせる方法があります。
よく用いられる方法が、”胴切り”と”縦割り”です。他にも芯止め!みたいな方法もありますが、子株が吹くのは、親株の成長が鈍化するタイミングであることが多いですね。
で、葉挿しに戻るのですが、子株を吹かせるために、あえて葉挿しをする必要はないです。
希少株であれば、なおのことですよね。
出来れば確実性を上げて、繁殖させたいところです。
もし、あえて子株を吹かせたいのであれば、上に書いた3つの方法からチョイスした方が賢明だと思いました。
そう考える理由も併せて書いておきます。
葉挿しは子株が出る確率が低い
葉をきれいに抜く必要がある
あとで書きますが、綺麗に葉を抜き取るのは、難しいです。
あとで書きますが、前回の記事で葉の半分から切って葉挿ししましたが、これでは全く意味がなかったのです。
核になる部分がないと芽は出ない
子株が出てくるのは決まって、例外なく葉の付け根からです。
ということは、葉挿しをしても、葉が根元まで残っていないと、子株は出ません。
理由は葉の付け根にある、核の部分が育ち、子株となるからです。
偶然の芽吹きは、葉に核が残っていたから
葉が取れてしまい、葉挿しをしたところ、子株が出たというのもよく耳にします。
それは、核となる部分が取れた葉に残っていたからです。
つまり、狙って葉挿しをやる以外に子株が吹いた場合、偶然と言えるのではないでしょうか。
核は超大事です
普通に株を育てていても、子株が吹くことがよくあります。
上に書いた通り、核がしっかり残っていた事で、子株が吹きます。
逆に言えば、核が潰れていると、そこから子株は出てきません。
特に植え替えのときは、下葉の処理など、注意深く行うようにして下さい。←潰れる(千切れる)ことが多いです。
ちなみに核とは、写真の通り、上の葉と下の葉の間にあるポチの部分です。
結論、葉挿しは易しくない
今も成功したことはないですし、はっきり言って胴切りの方が1000倍簡単です。(失敗した事もありますが)
あえて難しい事にチャレンジは出来ないって思ったのが、一番の理由です。
あくまで僕の感想なので、『違う!葉挿しは簡単や!』という方もいるかもしれませんが、たぶんその方は強者です(笑)
葉挿しの結果
冒頭にも書きましたが、以前葉挿しをズブの素人のまま行いました。
当然、失敗です(笑)
何をやるにもやっぱり知識は必要やなぁと思いましたが、失敗も勉強になるので経験値と考えておきます。。。
逆に、これから夏に向けては胴切りシーズンです。
ある程度大きな株を持っている人は、同じ品種をいくつか増やせるチャンスなので、積極的に行っていきましょう!
他の多肉植物はどうなの?
エケベリアの葉挿し動画を見ましたが、恐らくアガベ以外も同じく、核がなければ葉挿しは失敗しそうです。
ただ、エケベリアの方が難易度は低いのかなと思います。
アガベで葉挿しが成功する確率はめっちゃ低い気がします・・・。
まとめ
子株を吹かせたい場合、葉挿しより以下の方法を推奨します。
- 胴切り
- 縦割り
- 自然と子株が出ることを待つ
ただし、葉が意図せず取れてしまった場合、付け根に核が残ったものであれば、葉挿しをしてみる価値はあります。
色々試しながら、アガベライフを楽しみましょう。