こんにちは。ノッコンです。
アガベを育てていくと、時折見せるストレスカラー。
これ!って理由は、はっきり言ってありません。
赤みが出る原因は、何通りもあるので、原因を調べることが先決です。
以前は、ライトの当てすぎや、水が少ないといった理由の記事を書きました。↓↓
赤みとは、あれから何度も戦ってきたので、以前の記事のアップデート版として、解説していきたいと思います。
【原因】赤みが出るのは?
まず、赤くなるのはアントシアニンが原因です。
植物の防衛本能で、光合成したくないって状態です。
当然、植物は光合成して成長するので、赤みは成長を阻害する原因というわけです。
気温が低い
寒くなると赤みを増すといった経験はありませんが、実際はあるようです。
春先のまだ涼しい時期に風を当てすぎて、若干の赤みが出たことがありますが、葉まわりの温度低下によるものだったのかもしれません。
光の当てすぎ
もっとも多い理由はこれかなと思います。
僕は赤みを取る際、通常の育成ライトから、弱めライトの方に、株の場所を移します。
アガベは日光を好みますが、状態や環境によっては、調光してあげるのが良いですね。
水が少ない
正直、アガベは水やりが少なくとも育ちます。
ですが、趣味家の多くは、しっかりと水やりをしています。
健康に育てるためには、僕も水やりはマストと思いますので、しっかり水やりをしてあげましょう。
根っこが少ない
これが重要です。
根っこが張っていれば、水分はしっかり葉へと行き渡り、少々強い光を当てても赤みは出ません。
結構水やりやってるのに赤みが出る・・・のも根っこが少ない、または根っこが枯れている可能性が高いです。
下の写真は、シーザーの胴切り天ですが、発根管理をしようと植え付けた翌日からこの色に変色しました。
【結論】良い株は、根っこが良い
上述しましたが、赤みの原因は、とどのつまり根っこの状態が影響するというわけです。
赤みが出たら、まずは根っこの状態を疑って下さい。
また、根っこについて、勘違いされている方も見受けますので、ちょっと書いておきます。
【勘違い】アガベの根っこの知識
発根すれば、通常管理してもいい
これ、僕も最初そうだと思ってました。
いや、むしろ発根管理から通常の育て方をしていました。
はっきり言いますが、発根しただけでは、根っこの機能を果たせません。
根がしっかり成長してから、通常管理に移行するようにして下さい。
水をあげて、根の成長促進
水耕による発根管理が、わりと主流です。
そういったことから、水やりは根の成長を促進させると広まったのではないでしょうか。
実は、根の成長に乾燥はマストなんです。
水分を探して、根は土の中を進んでいきます。
土中の水分が多すぎると、根は細く、少なくなってしまうわけです。
太く、強い根にしたいのであれば、しっかり乾燥をさせる。そして水をやる。
このように乾湿を繰り返せば、丈夫な根が生えてきます。
意外かもしれませんが水のやりすぎが、根の成長を止めてしまうわけです。
先ほどのシーザーのその後ですが、しっかり水を切って、根の育成を心がけました。
水が行き届いていることが葉色の変化から、わかると思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
他の植物同様、根の状態はアガベにとって、めっちゃ大切です。
赤みが出ても、放ったらかしでも意外と大丈夫だったりもしますが、やはり格好良く鑑賞性の高いものにしたいですよね。
ですが、解決策をいくつ考えても、恐らく赤みとの戦いは終わらないと思います(笑)
今後も新たな赤み対策がアップデート出来るよう頑張りたいと思います。