多肉植物に位置するアガベ。
つまり葉挿しによる繁殖が可能なはずだが、難易度が高いようなので思うがままに検証する事にした。
検証するアガベの種類
増えてほしいと願うばかりの株を用意した。
親がかっこいいので、葉挿しで繁殖出来たらもうたまらない。
今回はこの2つの品種で葉挿し検証を行いたいと思う。
どの葉を使用するか選定
既にカットしてしまった葉は置いておくとして、葉先がまだ健康なものが良い。
今回はベアルート株を鉢植えする際に外した下葉をいくらか準備した。
葉のカット
健康な葉先だけを使用するようなので、葉の半分をカット。葉先の状態に合わせてカットする寸法を決める。
切断面だけを見れば綺麗な色をしているし、結構期待できるのではないだろうか。
根を切る時も、毎回ハサミの刃はライターで炙り、必ず消毒するようにしている。
発根管理の友【オキシベロン】
発根管理に使用されるオキシベロンを用量どおり、1000倍ほどに希釈して、24時間漬け置き。
切断面だけを浸すのは少々難易度が高かったので、今回はドボ漬け。
それぞれを発根大王オキシベロン液に投入。
鉢への植え付け
エケベリアの葉挿しは、用土の上に軽く置くだけで発根するようだが、アガベは恐らく簡単に行くまい。
というわけで、やや植え付けをしっかり行うことで、固定しながら発根を待つ事にする。
保管場所が狭いという事もあり、植物を移動せざるを得ないことが多い。
その際に倒れないようにだけは気を付けたいので、一応気持ち固定。
やや深めに埋まっているのがわかるだろう。
とはいえ、この状態をキープするのは難しい。
やんわり光が当たる場所に保管し、場所の移動はなるべく避けようと思う。
用土
- 赤玉土 5
- 鹿沼土 5
なるべくシンプルに、水捌けの良い土のみを鉢に入れた。
室温
常時25℃前後のエアコンに、サーキュレータを24時間回しっぱなし。
他にもアガベやグラキリスを育成しているため、環境は自動的にある程度整う。
鉢
- プレステラ95
鉢もなるべく水はけが良くなる鉢を使用。
春からは屋外管理をする予定なので、黒いプラスチック鉢は鉢内温度を上げやすく、使い勝手が良い。
特に子株の植え付けではプレステラを間違いなく使用しているが、スリットが8つあるし、温度を上げやすくコスパも良い。
おかげさまで、葉挿し初日から水やりを実施出来た。
植物LED
春までの間は室内管理なので、日照不足が懸念される。
現在はツクヨミLED1灯で、他のアガベにも使用している。
ついに全てを1灯で賄えない気がしてきたので、リビングのアマテラスLEDを移設する事にした。
ヘリオスグリーンも気になるところだが、自宅にあるもので検証を行う。
外観の色が違うため、インテリアとしては微妙かもしれないが、植物育成LEDのツートップの力で葉挿しを成功させたいと思う。
まとめ
他の多肉植物同様に果たしてアガベの葉挿しは上手くいくのだろうか?
個体差も間違いなくあると思うので、今回は4枚で検証し随時進捗を載せていきたいと思う。
追伸:小学生の頃、理科の授業はつまらないと思っていたが、もう一度受けてみたい・・・。